枝を埋めるほどに成る実が美しい
ピラカンサ
科名:バラ科学名:Pyracantha spp.原産地:ヨーロッパ東南部-アジア樹高:2m-5m主な開花期:5月-6月果実鑑賞:10月-2月栽培難易度: (育てやすい)
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ピラカンサとは
ピラカンサとはバラ科トキワサンザシ属の種類の総称で、日本ではトキワサンザシ、タチバナモドキ、カザンデマリの3種類が多く栽培されており、これらをピラカンサと呼んでいます。
常緑性の低木で、春に白い小花を咲かせ、秋から冬にかけて赤や柿色のつややかな果実を付けます。 果実は重さで枝がしなるほどたくさん付き、緑色の葉とのコントラストも非常によいです。枝の伸びる勢いが非常に強いので、庭木としてだけではなく、刈り込んで生垣やトピアリーにしたり、鉢植えにする事もできます。
上記の3種以外に園芸品種もありますが、基本的に赤実種と柿色種に大別されます。それぞれは実の色が違うだけではなく、性質や実のかたち、性質なども多少異なり、剪定する際は注意が必要です。
品種
代表的な品種 〔〕内は学名。P.はPyracanthaの略
トキワサンザシ〔P. coccinea〕
南ヨーロッパ、アジア西部原産で鮮やかな赤色の実を付けます。
タチバナモドキ〔P. angustifolia〕
ホソバノトキワサンザシともいい中国西南部原産で柿色の実を付けます
カンデマリ〔P. crenulata〕
ヒマラヤトキワサンザシともいい、中国西部、ヒマラヤ地方原産で平たい球状の赤い実を付けます。
他の画像
赤い実 |
葉っぱ |
柿色の実 |
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