ヒサカキの育て方
ツバキ(ペンタフィラクス)科 学名:Eurya japonica用途 露地植え 本州の東北以南~沖縄、朝鮮半島、中国、台湾など東アジアに分布する常緑性の樹木です。自生のものでは10mの高さに達しますが生長は遅く、植栽されているものはたいがい2-3mにおさまっています |
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開花期 |
枝を切る作業 |
植え付け |
肥料 |
日当たり・置き場所
半日陰の場所が適していますが、適応能力は高く日当たりの良い場所から日陰まであまり場所を選ばずよく育ちます。耐陰性は強いです。また、風の強い場所は乾燥するのであまり良くないです。
ハマヒサカキは寒風にやや弱いので植えた年(まだ充分根が張っていない状態)は株元を腐葉土で覆う、寒風を避けるなどの軽い防寒対策を行います。
どちらかというと平地や暖地の樹木で、北海道や東北地方での植栽には適しません。
水やり・肥料
地植えの場合、特に水やりは必要ありません。鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。肥料は冬に堆肥や油かすを少量施します。
かかりやすい病気・害虫
カイガラムシやスス病が見られます。
植え付け・用土
植え付けは4月-9月が適期ですが、梅雨時期は避けます。
腐葉土などの有機質のたっぷり入った湿り気のある用土を好みます。
ふやし方
さし木、タネまきでふやすことができます。
さし木の適期は7月頃で、その年伸びた新しい枝を切り取って土に挿します。根が出るまで半日陰の場所で乾かさないように管理します。根付きは比較的よい木です。
タネまきは秋に熟した果実からタネを採ってすぐにまきます。すぐにまけない場合は湿らせた砂と一緒に保管して、春になったらまきます。タネは乾かしてしまうと発芽力が衰えるので気をつけます。
手入れ
枝を切る作業は4月-7月、もしくは10月が適期です。芽を吹く力が非常に強いので刈り込んで様々な形に仕立てることが可能です。
ポイント
・半日陰で良く育つ
・枝を切る作業は4月-7月、10月が適期。
・湿り気のある土壌が適する