サクラソウのような可憐な花
プリムラ・マラコイデス
うぐいすシリーズ |
科名:サクラソウ科学名:Primula malacoides別名:ケショウザクラ原産地:中国草丈:20cm~50cm主な開花期:2月-4月栽培難易度:
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プリムラ・マラコイデスとは
中国雲南省、四川省に分布するサクラソウの仲間です。本来毎年咲く多年草ですが、高温多湿に弱く花後に枯れてしまうことが多いため、園芸では一年草として扱うことが多いです。秋にタネをまいて翌春の花を楽しむのが一般的です。日本へはヨーロッパ経由で明治末に渡来しました。葉や茎に白い粉が付くので、ケジョウザクラ(化粧桜)の和名があります。
野生種は草丈20cm~50cm、主な開花期は早春~春です。花茎を長く伸ばして段状にたくさんの花を付けます。花茎は3cm~5cm、色はピンク、淡紫、白などがあります。多くの園芸品種があり、草丈、花の色や大きさなどは様々です。サクラソウの名前で苗が流通することも多いですが、従来のサクラソウ(日本サクラソウ)とは別種の植物です。
プリミンという化合物が含まれており、葉っぱなどに触れると皮膚が弱い人はかぶれることがあるので注意しましょう。
種類
様々な園芸品種があります。
うぐいすシリーズ
小さな花をたくさん付ける園芸品種で、花色は紫、ピンク、白など。耐寒性が強く花付きも良いことから、鉢や寄せ植え、コンテナ、花壇など幅広く利用されます。
富士ざくら
桜色の大輪花を房状に咲かせ、鉢植えに適する。巨大輪種の「富士の誉」「富士の曙」、小鉢用に改良された「小富士シリーズ」なども知られる。
ポシェット・シリーズ
ミニチュアのような手のひらサイズの小型種。花色は濃~淡ピンク。
サクラソウ(プリムラ)の仲間
クリンソウ - プリムラ・ジュリアン/ポリアンタ - プリムラ・オブコニカ関連するページ
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サクラソウ科