早春の鉢花
プリムラ・オブコニカ
科名:サクラソウ科学名:Primula obconica和名:トキワザクラ【常磐桜】原産地:中国西部-ヒマラヤ草丈:20cm-30cm主な開花期:12月-3月栽培難易度:
|
プリムラ・オブコニカとは
中国-ヒマラヤに分布するサクラソウの仲間です。和名は「トキワザクラ(常磐桜)」、別名シキザキサクラソウ(四季咲き桜草)とも言いますが、主な開花期は冬-春です。和名、別名で呼ばれることは少なく、もっぱら「オブコニカ」で通っています。
サクラソウの仲間(プリムラ属)は世界各地に500種以上が分布する大所帯の属で、その中でもオブコニカは「プリムラ・ジュリアン/ポリアンタ」「プリムラ・マラコイデス」と並んで’育てやすい早春の鉢花’として親しまれています。
オブコニカが中国・湖北省でイギリス人によって発見されたのが1879年、その後ヨーロッパに渡り改良が行われました。
毎年花を咲かせる多年草で、花茎を長く伸ばしてその先に数輪~十数輪の花を咲かせます。野生種の花色は淡いピンクですが、白、オレンジ、濃~淡紫、白く縁取りされるものなどバラエティーに富んだ園芸品種があります。
プリミンという化合物が含まれており、葉の毛などに触れると皮膚の弱い人はかぶれることがあるので注意が必要です。だからなのかわかりませんが、近頃はプリミン・フリーの改良品種も作られています。
サクラソウ(プリムラ)の仲間
クリンソウ - プリムラ・ジュリアン/ポリアンタ - プリムラ・マラコイデス関連するページ
プリムラ・オブコニカの育て方フからはじまる植物
サクラソウ科