サザンクロスの名前で出回る

クロウエアとは

ミカン科 「く」からはじまる植物

クロウエア
この植物の育て方
科名
ミカン科
学名
Crowea
別名
サザンクロス
原産地
オーストラリア南部
大きさ
高さ20cm~2m
開花期
4月~10月
難易度
★★★☆☆(ふつう)

こんな植物です

〔〕内は学名、C.はCroweaの略

オーストラリア南部に3種が分布する常緑性の低木です。かわいらしい星形の花を咲かせるのが特徴で、サザンクロスの流通名(商品名)で出回ることが多いです。

花の大きさは径1cm~3cmほどで表面にはロウのような光沢があります。色は濃ピンク~淡ピンク、白があります。一定の気温があれば、ほぼ一年を通して開花しますが、主な開花期は春から秋です。枝は細かく枝分かれしてよく茂ります。葉っぱは先端のとがった細めの楕円形、ややこまかいです。

よく栽培されているのはサリグナ種〔C. saligna〕とエクサラタ種〔C. exalata〕、その2種を掛け合わせて作られた’ポーリンダ・エクスタシー’〔C. 'Poorinda Ecstasy'〕などの園芸品種です。

一般的には鉢花として栽培されていますが、比較的寒さにも強いので暖地や平地では地植えすること鉢植えで栽培されることが多いですが、比較的耐寒性もあるので地植えすることもできます。ただし、高温多湿に弱いところがネックです。

名前の由来

クロウエアの名前はイギリスの植物学者ジェームス・クロウに由来します。

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