育て方はこのページの下
- 科名
- ミカン科
- 学名
- Crowea
- 用途など
- 鉢植え 庭植え
- 開花期
- 4月~10月
- 大きさ
- 高さ20cm~2m
- 耐寒性
- ややよわい(霜注意)
- 難易度
- ★★★☆☆(ふつう)
育て方
- 耐寒性はあるが、霜や寒風に注意
- 夏は直射日光を避ける
- 過湿に弱いので、水のやり過ぎに気をつける
●ポイント
栽培カレンダー
主な作業の適期
植え付け | 3月 |
---|---|
切り戻し | 6月~7月 / 11月 |
肥料 | 4月~7月 / 9月~10月 |
日常の手入れ
切り戻し
丈が伸びてバランスが悪くなったら、枝を半分くらいの位置で切り戻します。春から初夏に一通り咲き終わったあとに切り戻すと、夏の花は見られませんが秋の開花がよく揃います。春から秋の間、途切れずに花を見たい場合は、晩秋に切り戻します。
夏は花色が褪せる
夏の暑い時期に咲く花は、色がやや褪せて本来の色が出ないことがあります。
日当たり・置き場所
春から秋は日当たり~明るい日陰で育てます。高温多湿にやや弱いので、梅雨時期は雨を避けたほうがよいでしょう。また、真夏は直射日光の当たらない風通しの良い場所が適しています。
耐寒性はある程度ありますが霜や寒風に当てると株が傷むので、冬はベランダや室内の日当たりの良い場所においた方が無難です。株が傷んでしまうと、春からの生長に大きく影響します。無霜地帯では特に防寒対策しなくても戸外で冬越しできます。
水やりと肥料
春から秋は、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。どちらかというと過湿を嫌い、いつもじめじめと湿っているような土壌は特に苦手です。乾燥には比較的よく耐え、カリカリに乾燥させない限り大丈夫です。冬は寒さで生長がゆっくりになるので、水やりの回数を控えて乾かし気味にしましょう。
肥料は春から秋の生育期に草花に与えるのと同じの濃度の液体肥料をときどき与えます。夏は暑さで生育が弱るので、与えません。
適した土
水はけの良い土が適しています。赤玉土(小粒~中粒)5:腐葉土4:川砂1の割合で混ぜた土を使用します。
植え替え・植え付け
植え付けの適期は春に芽を吹いて生長する前、3月頃が適期です。
ふやし方
さし木で簡単にふやすことができます。6~7月にその年に伸びた新しい芽で元気なものを選び先端から2~3節の場所で切り取って30分ほど水に挿して吸水させてから湿らせた赤玉土に挿します。市販のさし芽タネまき用の土があればそれを使いましょう。
うまくいくと1ヶ月ほどで根が出てきて生長をはじめます。真夏は水切れさせやすいので発根するまで気を付けましょう 。
かかりやすい病害虫
とくにありません。
関連する植物
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キキョウ
キキョウ科 難易度★☆☆☆☆
秋の七草のひとつで、古くから親しまれています。花は先端が大きく5つに開いたお椀形です。