モントブレチア(クロコスミア)の育て方
春に球根を植えると、夏～秋に花を咲かせます。葉は剣型で直立し、左右交互に出します。草丈は品種によってまちまちで、40cm～大きなもので1.5mほどになり、葉の間から花茎を伸ばします |
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開花期 |
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球根植え付け |
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肥料 |
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季節・日常の手入れ ポイント
特に手間のかからない植物です。花が枯れたら残った花茎を切り取るくらいです。切花にするなら花が全部咲ききる前に花茎の下から切り取りましょう。
日当たり・置き場所
日当たりの良い場所～明るい日陰でよく育ちます。極端に暗い場所では育たないので、注意しましょう。一日に３時間くらい日が当たるか、木漏れ日が射し込む木陰なら、まず問題なく育ちます。
寒さには強いですが、土壌が凍結する心配がある場合、秋に葉が黄色く枯れてきたら掘り上げます。風通しの良い日陰で球根を乾かし、土をよく落としてから凍らない場所で貯蔵します。堀り上げが手間なら、地面に腐葉土や落ち葉を厚く敷いて保温してもよいでしょう。
水やり・肥料
地植えは極端に乾くとき以外は水を与える必要ありません。鉢植えは春から秋の間、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。秋に葉が枯れてきたら徐々に水やりを控えて完全に地上部が枯れたら休眠に入った証拠なので水を断ちます。春は３月頃から水やりをはじめ新芽がでてきたら通常通りに水やりします。
土にあらかじめゆっくりと効くタイプの粒状肥料を混ぜ込んでおきましょう。追加の肥料は花後に同じものを少量株元にばらまいておけばよいでしょう。モントブレチアは肥料を吸収する力がとても強いので少量の肥料でよく育ちます。
用土
水はけの良い土なら特に選ばずにどこでもよく育ちます。鉢植えは赤玉土（小粒）７：腐葉土３の割合で混ぜた土を使用しましょう。
植え替え・植え付け
球根の植えつけは3～4月が適期です。毎年球根がふえていくので庭植えの場合は特に植え付け間隔を充分にとって植え付けましょう。球根の間隔は30cm、深さは5cmに植え付けます。ちょっと間隔を空けすぎ感じるかもしれませんが、年々ふえていくことを考えると余裕をもって植え付けた方がよいです。
草丈が比較的高くなるので、バランスを考えて鉢植えの場合は7号鉢（直径21cm）に10球前後を目安に植え付けます。深さは根の張るスペースも考えて2.5cmくらいにします。植え付けて2年目くらいが特に群生して見事です
球根がふえて株が混み合うと、花数が少なくなってきます。3年に1回くらい、掘り上げて球根を分け、他の場所に植え替えます。適期は3月～4月です。
ふやし方
植えっぱなしで勝手に球根がふえていきます。増えすぎた場合は、掘りあげて球根を分けます。
かかりやすい病害虫
特にありません。
まとめ
凍結の心配がある場合、秋に掘り上げるか霜よけを行います
数年間は植えっぱなしのほうが花数が多くなります
よくふえるので球根は30cm間隔で植え付けます
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