北国の花木
ライラック
科名:モクセイ科学名:Syringa vulgaris別名:ムラサキハシドイ原産地:ヨーロッパ樹高:4m-8m開花期:4月~5月栽培難易度:
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ライラックとは
ライラックの仲間はヨーロッパ、コーカサス、アフガニスタン、中国に約30種類の仲間が知られている樹木です。その中でもヨーロッパ原産のウルガリス種を指してライラックと呼ぶのが一般的です。高さが4m~8mになる小高木で、冬は落葉します。日本には明治時代中期に渡来しました。寒さに強く、北海道を中心として北国の代表的な花木として知られています。
花の咲く時期は春、主に4月~5月で、枝の先端に房状に付け、芳香があります。花色は代表的な紫色をはじめ、白、淡いピンク、淡い紫などがあります。また、濃い赤紫色に白い縁取りのはいる園芸品種もあります。葉はやや三角形に近い卵形で縁にギザギザはありません。
名前の由来
フランス語由来のリラの名前でも親しまれています。ちなみに、和名はムラサキハシドイと言います。属名のシリンガは、ギリシア語の「管」に由来します。これは枝の中心の軟らかい髄の部分を抜いて管状にし、笛を作っていたからだといわれています。
仲間
近い仲間に、日本の山野に自生するハシドイや中国北部原産のヒメライラック(チャボハシドイ)があります。ヒメライラックは樹高60cm~1mの低木で、鉢植えの花木としても育てやすいコンパクトな種です。
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