育て方はこのページの下
- 科名
- シソ科
- 学名
- Salvia splendens
- 用途など
- 鉢植え 花壇
- 開花期
- 7月~10月
- 大きさ
- 高さ30cm~60cm
- 耐寒性
- よわい
- 難易度
- ★★☆☆☆(そだてやすい)
育て方
- ・日当たりを好む
- ・真夏は乾燥させない
- ・発芽温度が高いので、早まきは禁物
●ポイント
栽培カレンダー
主な作業の適期
タネまき | 4月下~6月 |
---|---|
肥料 | 5月~7月 / 9月~10月 |
日常の手入れ
花がら摘み
咲き終わった花穂をそのまま残しておくと、見栄えが悪い上に株が弱るので、枯れた花穂は切り落としましょう。
刈り込み
真夏の高温多湿時期は生育が衰えて花が付きにくくなるので、ひととおり花を楽しんだら一旦草丈を1/3ほど刈り込んで風通しをよくしましょう。秋に涼しくなると茎が伸びてきて再びきれいな花を咲かせます。ちなみに冷涼な気候の地域では真夏も休まず元気に花を咲かせ続けていることがよくあります。
日当たり・置き場所
日当たりのよい場所のほうが生育がよく花つきもよいのですが、真夏の直射日光に当たり続けると株が弱り生育がおとろえますので、夏は午前中いっぱい日があたり午後からは陰るような場所が適しています。また、サルビアは排気ガスに弱いため、道路沿いの花壇には適しません。
水やりと肥料
水切れさせてしまうと花や咲く前のつぼみがポロポロ落たり、下の方の葉っぱが落ちてしまうこともあります。極端な乾燥に気を付け、土の表面が乾いていたらたっぷりと水を与えます。乾燥に弱いといっても常に土がじめじめと湿っているような多湿状態では、根が腐ってしまいうので気を付けましょう。
1週間~10日に1回液体肥料を与えます。真夏は暑さで生育が鈍りますので肥料は与えません。
適した土
有機質に富んだ弱酸性の土が適しています。鹿沼土(赤玉土でも可)6:腐葉土4の割合で混ぜた土を使います。
植え替え・植え付け
花後に枯れる一年草のため、苗を植え付けたら植え替える必要はありません。冬を越して毎年花を咲かせる宿根性の物は3月に植え替えます。
ふやし方
タネをまいて育てます。タネは高温発芽性で20~25℃の気温が必要なので、あまり早くまきすぎると発芽しません。5月に入ってからの方がよいでしょう。
かかりやすい病害虫
害虫:ハダニ オンシツコナジラミ
ハダニは乾燥高温の環境で発生しやすい害虫です。主に葉の裏に付いて植物の汁を吸い生育を弱らせます。早めに薬剤を散布して駆除しましょう。
関連する植物
-
サルビア・エレガンス
シソ科 難易度★★☆☆☆
別名パイナップルセージ。葉をこするとパイナップルのような香りがあります。 -
サルビア・グァラニティカ
シソ科 難易度★★☆☆☆
別名メドーセージ。濃い青色の花を咲かせるサルビア。地下茎で良く広がる。 -
サルビア・スクラレア
ツツジ科 難易度★★★☆☆
別名クラリーセージ。巨大な姿で、オニサルビアの和名があります。 -
サルビア・ミクロフィラ
シソ科 難易度★★☆☆☆
別名チェリーセージ。初夏~秋と開花期が長く、鮮やかな赤い花が人目を惹きます。 -
サルビア・レウカンサ
シソ科 難易度★★☆☆☆
別名アメジストセージ。紫色の花穂が美しい、大型のサルビアです。 -
セージ
シソ科 難易度★★★☆☆
ハーブとして利用されるサルビアの一種でヤクヨウサルビアとも。花もキレイです。