ゼブリナ
- 科名
- ツユクサ科
- 学名
- Tradescantia zebrina
(=Zeburina pendura) - 別名
- シマムラサキツユクサ
- 原産地
- メキシコ
- 大きさ
- つる性
- 開花期
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- 難易度
- ★☆☆☆☆(やさしい)
こんな植物です
メキシコ原産で、観葉植物として広く親しまれています。ムラサキツユクサなどと同じトラデスカンチア属の植物ですが、以前はゼブリナ属に分類されていたので、園芸では今でもこの名前で通っています。ゼブリナの名前はポルトガル語のゼーブラ(シマウマ)が元で、その葉の模様に由来します。シンプルですが、モダンな雰囲気があり飽きのこない植物です。
葉はしずく型でメタリックな光沢があり、表側は太い銀白色の縦縞が2本入って、裏は紫一色になります。夏になると茎の先端に赤みがかったピンク色の小さな花を2輪咲かせます。茎は直立せず、斜上もしくは地面を這うように伸び、吊り鉢に仕立てると見栄えがします。温室では地表を覆うグラウンドカバーとしても用いられます。
園芸品種
’プルプシー'〔'Purpusii'=Zebrina purpusii〕
葉表が紫色で葉脈に沿って濃い紫色の線が走り、葉裏は紅紫色になります。春に紫がかったピンク色の花を咲かせます。
’クアドリコロル’〔’Quadricolor’〕
葉が紫紅、濃ピンク、白、緑などに彩られます。葉色は温度や日当たりなどの条件で様々な変化を見せます。