シェフレラ(カポック)

ウコギ科 「し」からはじまる植物 観葉植物

シェフレラ
この植物の育て方
科名
ウコギ科
学名
Schefflera arboricola
別名
カポック ホンコンカポック ヤドリフカノキ
原産地
台湾 中国南部
大きさ
高さ3m~10m
開花期
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難易度
★★☆☆☆(そだてやすい)

こんな植物です

〔〕内は学名

シェフレラは熱帯アジア・オセアニアにおよそ150種が分布します。その中でもシェフレラ・アルボリコーラとその園芸品種が、観葉植物として広く親しまれています。園芸では単に「シェフレラ」と言うと、本種を指すことが多いです。名前はドイツの植物学者シェフラーにちなみます。

台湾、中国南部に分布する常緑性の樹木で、大きくなると樹高は10mを超します。光沢のある緑色の小葉を掌状に出し、その姿がカポックノキ(パンヤ科)〔Ceiba pentandra〕に似ているということで、一般的にカポックと呼ばれることも多いです。しかし、カポックノキは別種の植物で、混同する恐れがある点では、誤用と言えます。正式な和名はヤドリフカノキですが、こっちの名前はあまり使われません。余談ですが、カポックノキとの共通点は葉っぱが掌状になるところくらいで、見間違えるほどは似ていません。カポックノキはどちらかというと同科のパキラに似ています。

品種

メジャーでおそらく最も普及しているであろう園芸品種に、’ホンコン’があります。ホンコンカポックとも呼ばれ、葉に厚みと丸みがあるのが特徴です。節も詰まってバランスよく茂り鉢植えに向きます。葉の中央に黄色い斑が入り、見た目が明るいフイリホンコンカポックも広く出回っています。

‘ホンコン’以外には葉が細く、全体的に小型で這うように伸びる‘コンパクタ’、ホンコンの変異種で葉先が魚の尾ひれのような形に浅く裂ける‘レナータ’などがあり、以前に比べるとその品種数は賑やかになりました。

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