ディジゴセカ
- 科名
- ウコギ科
- 学名
- Dizygotheca elegantissima
- 別名
- アラリア
- 原産地
- バヌアツ
- 大きさ
- 高さ70cm~2m
- 開花期
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- 難易度
- ★★★☆☆(ふつう)
こんな植物です
ディジゴセカの仲間はニューカレドニアやポリネシアにおよそ15種が分布する常緑樹です。その中でもバヌアツに自生する、ディジゴセカ・エレガンティシマが観葉植物として親しまれています。園芸で単にディジゴセカというと本種を指すのが一般的です。
本来は10mを越す高木になりますが、鉢植えではそこまで大きくなりません。葉っぱは掌を広げたように小葉が6~10枚がつき、長い軸があります。小葉は光沢のある濃緑色で、フチは粗くぎざぎざになります。葉の形から、モミジバアラリアの別名があります。
木が生長して大きくなると幅のある大型の小葉(成葉)が出てきます。成葉はあまり見栄えがよくなく、全体的に野暮ったい感じになり、まるで違う植物のように見えます。園芸品種に葉が短くて、小葉が少ない’キャスター’は葉に白い縁取りの入る’キャスター・バリエガータ’などがあります。
名前の由来
属名のディジゴセカはギリシア語のディス(2つ)、ジゴス(1対の)、テカ(箱)の3語からなり、葯室(花粉の入った袋)が通常の植物の2倍あることにちなみます。種小名のエレガンティシマは「非常に優美な」と言う意味です。かつてはウコギ科アラリア属に分類されていたので、その名残でアラリアとも呼ばれます。関係ありませんが、山菜で親しまれているタラノキはアラリア属の植物です。
関連する植物
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カクレミノ
ウコギ科
潮風や日陰に強い樹木で、若木と生長した成木では葉の形が異なる。 -
シェフレラ(カポック)
ウコギ科
以前からカポックの名前で親しまれている。日陰に強く、性質も強健。