スパラキシス アヤメ科
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やや乾燥気味の環境を好みますので水は土の表面が乾いてから与えます。花後に葉先から黄色く枯れてきたら水やりの回数を減らして、休眠中の夏〜秋は水を与える必要ありません。 肥料をさほど必要としません。植え付ける際にゆっくり効く粒状肥料を混ぜ込んでおけば、花後に追肥としてリン酸、カリ成分が多めの化成肥料を少し施す程度でよいでしょう。 水はけのよい土が適しています。赤玉土7:腐葉土3の割合で混ぜた土を用います。 地植えの場合、土質を選ばずによく育ちますが水はけの悪い場所は不向きです。また、アルカリ気味の用土でよく育つので土にはあらかじめ苦土石灰を混ぜ込んでおきます。 植え付けの適期は9月から11月です。球根は数年は植えっぱなしでよく、掘り上げる場合は花後に葉が1/3ほど枯れた頃に掘り上げて風通しの良い日陰で乾燥させて涼しい場所で貯蔵します。
種により球根の大きさが異なるので植え付ける深さや間隔は異なってきますが、かぶせる土の厚みは原則3〜5cmと覚えておけばよいでしょう。小型種は間隔が開きすぎると寂しくなるので、つめ気味に植えてもよいでしょう。その方が見栄えがしますし、特に生育に支障はありません。 鉢植えの場合は大型種で6号鉢(直径18cm)に1球、小型種で5号鉢(直径15cm)に3球が目安です。鉢は根の張れる深さが限られてくるので、できるだけ浅く植えて根の張れる深さを確保する必要があります。球根の先端が出るかでないかの深さ、かぶせる土の厚みは1cm程度にします。 球根がふえていたら植え付け時にそれを分けることによってふやすことができます。 また、花後にできたタネを採っておき、9月頃にまいて上手に育てると3〜4年で花の咲く大きさの球根に育ちます。 おなじ種類やジャンルから探す ’シ’からはじまる植物 ユリ科 球根植物 |