ディサ
- 科名
- ラン科
- 学名
- Disa
- 別名
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- 原産地
- 熱帯アフリカ
- 大きさ
- 高さ30cm~2m
- 開花期
- 主に春~夏
- 難易度
- ★★★★★(むずかしい)
こんな植物です
南アフリカを中心として、熱帯アフリカやマダガスカルにおよそ130種が分布するランの仲間です。湿地に自生する地生ランで地下に塊根を持ち、休眠期(主に冬)は葉っぱが枯れます。どちらかというと冷涼な環境を好み、暑さが苦手なランです。
種によって異なりますが、主な開花期は春から夏です。花茎を直立させその先端に1~数十輪の花を咲かせます。花は3枚の萼片が大きくて目立ちます。特に上向きに付く1枚の萼片は頭巾状になり、その姿は特徴的です。萼片の内側にある本来の花びらは小さめであまり目立ちません。花色はオレンジ、朱色、ピンクなどがあり、鮮やかな色彩のものが多いです。
属名は南アフリカケープ地方での呼び名、ラテン語で「豊富な」と言う意味の単語に由来するなど諸説があります。
種類
〔〕内は学名
ウニフロラ〔Disa uniflora〕
交配にもよく利用される代表的な原種の一つです。テーブルマウンテン(南アフリカ・ケープ地方の山:標高1086m)などが自生地として知られています。花茎を30cm~50cm伸ばして、その先端に1~5輪の花を咲かせます。花径は大きなもので10cmほどになります。通常は朱色の花を咲かせますが、ピンクや黄色の花を咲かせるものもありどれも鮮やかで非常に美しい。種小名のウニフロラは「1つの花」の意で、命名の基となった標本が1輪の花だったことによります。
キューエンシス〔Disa Kewensis〕
掛け合わせて作られた交配種です。多花性で1本の花茎に15輪程の花を咲かせます。花色はピンク、朱色など。
関連する植物
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マスデバリア
ラン科
花の先端が上下に細長く伸びる姿が特長、暑さにとてもよわい。