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アスコセントラムの育て方

アスコセントラムラン科 学名:Ascocentrum  用途 鉢植え 
難易度 バー バー バー バー バー(ふつう)

耐寒性 バー バー バー バー バー(ややよわい:8℃以上)

東南アジアを中心におよそ10種が分布する小型のランです。根を樹木などに張り付かせて生育する着生種です。特に樹上の風通しがよい場所を好みます。主な開花期は春から夏です。

栽培カレンダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
開花期
    バー バー バー バー バー バー        
植え替え
      バー バー              
肥料
      バー バー バー バー バー バー    

季節・日常の手入れ ポイント
花が枯れてきたら花がらを摘み取り、最終的には花茎の根元から切り落としましょう。

日当たり・置き場所
真夏以外はよく日に当てて育てましょう。春から秋は日当たりと風通しのよい屋外が適しています。ただ、強い直射日光に当てると葉が焼けて傷むので、夏は日除けネットで30%程度日光を遮るか、木陰のできる明るい日陰で育てましょう。

越冬温度は8℃を目安にします。5℃以下になると株が弱り、下の方から葉が落ちることがあります。理想としては10℃以上あれば安全です。15℃前後キープできると季節に関係なく生長します。冬もできるだけに日光に当てて育てましょう。この時期に日光不足になると以降の花つきが悪くなります。また、空気中が乾燥しても下の方から葉が落ちることがあるので、暖房の効いた部屋に置くときは十分注意しましょう。

水やり・肥料
芯に水が溜まる高湿を好みます。生育期は根に充分水を与えて、同時に霧吹きなどで葉っぱにもたっぷり水をかけてあげましょう。ただし、芯の部分に水がたまるとそこから腐ってしまい、それ以上新芽が伸びなくなることがあります。芯の部分に水がたまってしまったらティッシュペーパーや綿棒でたまった水を吸うか、株を逆さに振って水を切ります。

もし芯が腐ってしまった場合は腐ったところから切り取ってベンレートなどの殺菌剤を散布します。うまくいくと新芽がワキから伸びてきて復活します

冬は休眠にはいるので水やりの回数を控えめにして、乾燥気味に育てます。15℃以上保てる場合は生長するので生育期同様に水を与えます。

肥料は生育期に10日に1回液体肥料を与えます。植え込み材料を使わずに木枠のバスケットなどに植えている場合は霧吹きなどを使って葉に肥料をかけます。固形肥料を使う場合、メッシュの袋などに入れて葉っぱに引っ掛けておきます。

用土
根が空気を好みますので基本的に植え込み材料がなくても育ちます。小苗の時は水ゴケを使用しても良いのですが成株を水ゴケで植えると湿り気がありすぎて根が腐ることがあります。鉢と株を安定させるために植え込み材料を使用する場合は角切りにしたヘゴ材や木炭、軽石などを利用します

植え替え・植え付け
植え替えは基本的に根が生長していたらいつでも行うことができます(生長している根は先端の部分だけ色が違うのですぐにわかるはず)。10℃以上あれば根は生長しているはずです。特に保温などせずに育てていると適期は4月から5月頃でしょう。

小苗は水ゴケを使って植えます。まず鉢の中心に木炭や発泡スチロールをおいてその上に苗を置いてまわりを水ゴケで埋めるようにして植えます。成株はヘゴ材や軽石を使って植えます。鉢の大きさはやや小さめのものを使用します。木枠のバスケットに植えてもよく育ちます。

ふやし方
ワキから子株がふくことがあります。子株が生長してきて根が2~3本伸びてきた頃を目安に親株から外して小さめの鉢に植え付けます。生長していない子株を植え付けてもなかなか育たないので株分けはあわてないようにしましょう。

かかりやすい病害虫
特にありません。

まとめ 
真夏以外はよく日に当てます
越冬温度は8℃、できれば10℃以上
湿度の高い環境を好みます

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