ヤサシイエンゲイ

アザミの育て方

アザミキク科 学名:Cirsium 用途 鉢植え 露地植え
難易度 バー バー バー バー バー(やさしい)

耐寒性 バー バー バー バー バー(つよい)

北半球に約250~300種類が分布する草花で、日本では約50種類の仲間が自生しています。園芸で一般に栽培されているのはノアザミを改良したハナアザミといわれる品種群です。

「アザミ」と名のつく他の植物について
アーティチョーク(チョウセンアザミ)エキノプス(ルリタマアザミ)についてはそれぞれのページを用意してますので、そちらをご覧ください。

栽培カレンダー
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春まき
開花期
    バー バー
タネまき
バー バー      
肥料
    バー バー バー バー バー
秋まき
開花期
  バー バー      
タネまき
      バー バー
肥料
バー バー バー バー      

毎年花を咲かせる多年草ですが、園芸では花後に枯れる一年草として扱うことが多いです。また、このページでは主に園芸品種のアザミについて説明しております。

季節・日常の手入れ ポイント
支柱立て・摘心

日当たりと風通しの良い適湿地ならあまり手間をかけずに育てられる草花です。大型の品種は風などで倒れやすいので、茎が伸びてきたら支柱を立ててあげます。また、丈が低い頃に伸びている茎の先端を摘み取ると、下方の葉の付け根からわき芽が出て来ます。わき芽がたくさん出ることで、枝数が増え結果として花の数も多くなります。この作業を摘芯(てきしん)と言い、高さを抑えて枝数を増やし株全体にボリュームを出すために行います。

日当たり・置き場所
日当たりの良い場所~半日陰の場所でよく育ちます。あまり日当たりの悪い場所では花付きが悪くなったり茎がひょろよろになります。暑さ、寒さに強いので特にそれらの対策は必要ないです。

水やり・肥料
乾燥には比較的強いのですが春~秋はよく生長するので、水を切らさないよう土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。冬は水やりの回数を減らしてやや乾かし気味に保ちます。

肥料は苗を植え付ける際にゆっくりと効くものを土に混ぜ込んでおきます。その後、追加(追肥)として化成肥料などをばらまきます。追肥は生長している時期(花を咲かせている時期も含む)適宜行います。窒素分の多い肥料を与えすぎると茎葉ばかり伸びて花付きが悪くなるので気をつけましょう

用土
水はけが良く、腐葉土などの有機質のたっぷり入った土を好みます。鉢植えの場合は赤玉土7:腐葉土3の割合で混ぜた土を用います。地植えの場合も植え付ける前に腐葉土を混ぜ込んでおくと良いでしょう。

植え替え・植え付け
植え替えは特に必要ありません。大きくなるので、苗の植え付けは30cm間隔で行います。鉢植えの場合は5号~6号(直径15cm~18cm)の鉢に1株が目安です。

ふやし方
タネをまいてふやします。花後にできたタネを採って乾燥させておき、適期にまくと良いでしょう。平地や暖地では秋まき、寒冷地では春まきが適しています。秋まきの適期は9月~10月(翌年の初夏に開花)、春まきは4月~5月(当年の夏に開花)です。秋まきは春まきに比べると花が咲くまでの期間ややありますがその分、株も大きく育って花もよく咲きます。

タネは箱や底の浅い鉢にまいて、発芽まで乾かさないようにします。発芽後は混みあった部分を間引いて苗を育てていき、本葉(ふたばの後に出てくる葉)が4~5枚の頃、鉢や庭に植え付けます。
発芽適温は15℃~20℃、暑すぎたり寒すぎたりすると発芽しないのでまき時に気をつけます。また、古くなったタネは発芽する力が弱いので、できるだけ新しい種を用意します。

かかりやすい病害虫
害虫:ウドンコ病・アブラムシ・ナメクジ

ウドンコ病は葉に白い粉をはたいたようなカビが生えます。そのままにしておくと植物が弱るので早めに殺菌剤をまいて発生を抑えます。日照不足や風通しが悪いと出やすいので、そのような場合は環境の改善が必要です。

アブラムシは茎や葉、芽について汁を吸う害虫です。どんどん増えるので早めの駆除が大切です。ナメクジは葉を食べてしまうので、見つけ次第駆除します。

まとめ 
日当たりと風通しの良い場所でよく育つ
春、もしくは秋にタネをまく
大型種は支柱を立てる

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