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病害虫の心配は特にありませんが、エランギスは元々、葉が柔らかい性質で(その上、弱い日射しを好み葉が弱々しくてやわらかく育つ傾向があります)、かびが生えて腐ることがあります。月1回〜2回殺菌剤を散布して発生を予防しましょう。

●冬越しは最低13℃以上
●冬以外は日除けをする
●空中湿度が高い環境を好む

およそ50〜70種が熱帯アフリカ、マダガスカルに分布しするランの仲間です。樹木の幹や枝、まれに岩肌などに張り付いて生育する着生ランで、小さなものでは3cm足らず、大きなものでも30cm程度とほとんどが小型種です。かつては同じランの仲間のアングレカム属に含まれていたこともありました。
花は白色か黄色、後ろ側に「距(きょ)」と呼ばれる管状の器官がありますが、花全体の大きさと比較して距が非常に長いのが特徴です。花は夜になると芳香を放ちます。エランギスの名前はギリシア語の「アエル(空気)」と「アンゴス(入れ物)」からなり、長い距に由来します。

空気中の湿度が高い環境を非常に好む植物ですので、こまめに霧吹きなどで葉に水をかけてあげましょう。

原生地ではほの暗い樹の上などに生育し、強い日差しに弱い性質があります。春〜秋は戸外の風通しのよい木陰などに吊り下げて育てるとよいでしょう。日射しの強い場所しかない場合は、寒冷紗を用いて春・秋は30〜40%、夏は60〜70%の遮光をします。特に葉の広い品種は日焼けを起こしやすいので気を付けましょう。
寒さに弱いので、冬は室内に取り込みますが最低13℃、できれば15℃程度の気温が必要です。冬は窓越しの日光によく当てて育てます。

空気中の湿度が高い環境を好みますので、霧吹きなどで葉に水をかけたり株まわりに打ち水などをこまめに行うようにしましょう。空気が極端に乾燥した状態ですと元気がなくなることもあります。ただ、鉢の中を過湿にすると根腐れを起こしてしまうこともありますので、通常の水やりは植え込み材料の表面が乾きかけてから行うようにしましょう。温度が低く湿度が高いと株が傷むことがありますので冬は乾かし気味に管理します。
空気中の湿度を保つ |
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水切れさせないよう、通常の水やりも大切ですが空気中の湿度を高く保つことも同じくらい大切です
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肥料は春〜秋の生育期に月2〜3回の割合で薄めの洋ラン用の液体肥料を与えます。
湿度70〜80%で気温が15℃以上保てると休眠せず冬でも根が生長しますので水やりは通常通りに行い、ごく薄い肥料を与えてもかまいません。生長している根は先端が緑色をしていますので、生長しているかどうかは比較的容易に判別できます。

水ごけを用います。根が空中にさらされている状態を好む品種はヘゴ板やコルクに付けて栽培することもできますが、乾きやすいので水切れに注意しましょう。
4月〜5月に植え替えを行います。植え替えの際は傷んだ植え込み材料や根は丁寧に取り除きましょう。
株分けすることができます。適期は4〜5月です。 |