ヤサシイエンゲイ

エランギスの育て方

エランギスラン科 学名:Aerangis 用途 鉢植え
難易度 バー バー バー バー バー(ふつう)

耐寒性 バー バー バー バー バー(ややよわい:13℃以上)

マダガスカルを中心として、熱帯アフリカにおよそ50種が分布するランです。おおむね小型で、樹木や岩の上に根を張り付かせて生活します。湿度の高い環境を好み、森林内の沼沢地に多く自生します。

栽培カレンダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
開花期
バー バー バー バー               バー
植え替え
      バー バー              
肥料
    バー バー バー バー バー バー      

季節・日常の手入れ ポイント
空気中の湿度が高い環境を非常に好む植物ですので、こまめに霧吹きなどで葉に水をかけてあげましょう。

日当たり・置き場所
原生地ではほの暗い樹の上などに生育し、強い日差しに弱い性質があります。春~秋は戸外の風通しのよい木陰などに吊り下げて育てるとよいでしょう。日射しの強い場所しかない場合は、寒冷紗を用いて春・秋は30~40%、夏は60~70%の遮光をします。特に葉の広い品種は日焼けを起こしやすいので気を付けましょう。

寒さに弱いので、冬は室内に取り込みますが最低13℃、できれば15℃程度必要です。冬は窓越しの日光によく当てて育てます。

水やり・肥料
空気中の湿度が高い環境を好みますので、霧吹きなどで葉に水をかけたり株まわりに打ち水などをこまめに行うようにしましょう。空気が極端に乾燥した状態ですと元気がなくなることもあります。ただ、鉢の中を過湿にすると根腐れを起こしてしまうこともありますので、通常の水やりは植え込み材料の表面が乾きかけてから行うようにしましょう。温度が低く湿度が高いと株が傷むことがありますので冬は乾かし気味に管理します。水切れさせないよう、通常の水やりも大切ですが空気中の湿度を高く保つことも同じくらい大切です。

肥料は春~秋の生育期に月2~3回の割合で薄めの洋ラン用の液体肥料を与えます。
湿度70~80%で気温が15℃以上保てると休眠せず冬でも根が生長しますので水やりは通常通りに行い、ごく薄い肥料を与えてもかまいません。生長している根は先端が緑色をしていますので、生長しているかどうかは比較的容易に判別できます。

用土
水ごけを用います。根が空中にさらされている状態を好む品種はヘゴ板やコルクに付けて栽培することもできますが、乾きやすいので水切れに注意しましょう。

植え替え・植え付け
4月~5月に植え替えを行います。植え替えの際は傷んだ植え込み材料や黒ずんだ根は丁寧に取り除きましょう。

ふやし方
株分けすることができます。適期は4~5月です。

かかりやすい病害虫
病害虫の心配は特にありませんが、葉が柔らかい性質で(その上、弱い日射しを好み葉が弱々しくてやわらかく育つ傾向があります)、かびが生えて腐ることがあります。月1回~2回殺菌剤を散布して発生を予防しましょう。

まとめ 
冬越しは最低13℃以上
冬以外は日除けをする
空中湿度が高い環境を好む

関連するページ
エランギスとは
ランの仲間