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オーソドックスな観葉植物

フィカス・ベンジャミナ(ベンジャミンゴムノキ)

フィカス・ベンジャミナ
科名:クワ科
学名:Ficus benjamina
別名:ホソバアコウ
原産地:インド 東南アジア
樹高:~20m
栽培難易度:バー バー バー バー バー(そだてやすい)

くわしい育て方

〔〕内は学名、F.はFicusの略

フィカス・ベンジャミナ(ベンジャミンゴムノキ)とは

インド~東南アジアにかけて分布する高木で原産地では20mを越す高さに成長します。よく枝分かれしてやや小ぶりで光沢のあるタマゴ型の葉を密に付けます。若木は幹がしなやかで曲げやすいため、リング状に曲げたり、三つ編みにしたり、フェンスのように編み込んだりと様々な仕立て方ができます。また枝葉の生育が旺盛で刈り込みにもよく耐えるので、幹の仕立て方と組み合わせると色々な形を楽しむことができます。耐陰性があり、大鉢でも刈り込みや仕立て方でスッキリ見せることができるのでオフィスや店舗に置くレンタルグリーンや、贈答用の観葉植物としても人気があります。

ベンジャミンはイチジク〔F. carica〕の仲間で、実を付けます。花は果実に包まれて外側からは見えないので、花が咲かずにいきなり実がなったように見えます。日本でも長く育てていると鉢植えでも果実を付けることがあります。古株になると幹から気根という根を伸ばします。

葉がライム色になる「ゴールド・ラッシュ」や乳白色の斑が大きくはいる「スター・ライト」などの園芸品種があります。同じ仲間のゴムノキ(インドゴムノキ)〔F. elastica〕やガジュマル〔F. microcarpa〕も観葉植物として親しまれています。

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