日本(四国・九州・沖縄)、台湾、中国、済洲島などを原産とする、やや寒さに弱い半耐寒性の樹木です。幹は直立してよく枝分かれし、夏から秋にかけてに最大直径15cmほどの花を咲かせます。花色は品種によって白〜ピンクまで色幅(濃淡)があります。花は朝開いて夕方にはしぼむ一日花で、ひとつの花自体は短命ですが最盛期は暑さにめげず毎日新しい花を途切れなく咲かせてくれます。 花後には果実ができて晩秋から冬にかけて黄褐色に熟し、冬は落葉します。 咲き始めは白色で時間が経過するにつれてピンクがかってきて夕方しぼむ頃には濃いピンク色になる八重咲きのスイフヨウ(酔芙蓉)などの変種が知られています。これは徐々に赤みがかってくる花色の変化を酔っぱらっていくのに例えて付けられた名前です。 古くには芙蓉の樹皮は下駄の鼻緒や和紙の補強剤、縄などに加工されて身近な生活用品として使われていました。 また、アオイ科フヨウ属には本種以外にもムクゲ、ハイビスカス、アメリカフヨウ(クサフヨウ)などの仲間がよく知られています。
’フ’からはじまる植物 アオイ科 花木・庭木・果樹 |
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