ヤサシイエンゲイ

ガマズミの育て方

ガマズミスイカズラ科 学名:Viburnum dilataum  用途 鉢植え 露地植え
難易度 バー バー バー バー バー(そだてやすい)

耐寒性 バー バー バー バー バー(つよい)

5月頃に独特の臭いのする白い小花がかたまって咲きます。春に咲く花もきれいなのですが、秋に濃紅色に熟す果実も非常に美しくて鑑賞価値が高く、多数の果実が付いた枝は野趣たっぷりの味わいがあり郷愁を誘います

栽培カレンダー

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開花期
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果実熟期
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植え付け
バー バー         バー バー   バー
剪定
バー バー バー               バー
肥料
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手入れ
先端の枝は長く伸びますがこの枝には花芽を付けず、枝の基部から出る短枝の先端に花芽ができます。比較的生長スピードが速くて枝もよく伸びますが適地で育てていれば樹形が崩れるほど枝が伸びることは少なく、手間もさほどかからないです。

木が大きくなってくると細かい枝が密に出てくるので、混みあった箇所は風通しと日当たりをよくするため枝を切ります(枝抜き)。また、間延びした枝があれば切ってしまってもかまいません。3~4年経過した古い枝も新しく出てくる枝と世代交代させる意味で整理してもよいでしょう。
自然樹形がまとまりもよく美しいので、枝を切る場合は中途な場所で切らずに必ず枝分かれしている付け根の部分から切る様にします。

以上の様に邪魔な枝や不要な枝を取り除く程度の最低限の剪定でよく、花芽の付く短い枝ごとばっさりと切るのは避けたほうがよいです。ただ、樹の伸びる勢いは強いので、樹高を低くしたい場合は思い切り切り詰めることもできます。剪定の適期は落葉期の12月~3月です。

日当たり・置き場所
日当たり~半日陰の場所を好みます。日陰にも強いですがあまり日当たりが悪いと枝が間延びしてだらしない姿になりがちで、実付きも悪くなります。一日中日に当てる必要はなく、半日ほど日が当たれば木もしっかりとした姿に育ちます。

水やり・肥料
肥料は特に必要ありませんが、日当たりがよく土が乾きやすい場所では保湿もかねて冬と夏に株周りに堆肥をすき混みます。樹の伸びる勢いが衰えたり葉色が悪い場合は、少量の化成肥料をばらまきます。

かかりやすい病気・害虫
日陰で風通しが悪いとカイガラムシが発生することがあります。また幹や枝の内部を食い荒らすテッポウムシが出ることもありますが基本的に病害虫に強く注意が必要なものは見られません。

植え付け・用土
根が粗い性質なので、苗を植え付ける際は周りの土を崩さないようにし、植え付け後はぐらぐらしないようにしっかり支柱を立てます。植え付けの適期は落葉期の12月もしくは2月下旬~3月です。厳冬期は避けます。水はけのよい肥沃な土であれば特に土質は選びません。

ふやし方
タネまき、さし木、接ぎ木でふやすことができます。

タネまきは秋に熟した果実を採取して果肉の部分を取り除いてすぐにまく(とりまき)か、乾かさないように砂の中で貯蔵しておき翌春(3月中旬頃)にまきます。花が咲く大きさの木になるまでタネまき後5~6年はかかります。

さし木は6月~8月に行う「梅雨ざし」「夏ざし」が適当で、今年伸びた新しい枝を15cmくらいの長さに切って土に挿します。

接ぎ木は主に園芸種をふやすときに使われるもので、タネまきから2年ほど育てたガマズミの木を台木として、そこにふやしたい品種の枝を接ぎます。

ポイント
・剪定は余計な枝を切る程度
・肥料は特に要らない
・日当たり~半日陰でよく育つ

スイカズラ科 ガマズミ属
-オオデマリ- -オトコヨウゾメ- -ガマズミ- -サンゴジュ- -チョウジガマズミ- 
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スイカズラ科
花木・庭木・果樹