ヤサシイエンゲイ

シャンツァイ、パクチー

コリアンダー

コリアンダー
科名:セリ科
学名:Coriandrum sativum
別名:コエンドロ 
原産地:地中海沿岸
草丈:30cm~60cm
主な開花期:5月-7月
栽培難易度:バー バー バー バー バー
(そだてやすい)

くわしい育て方

 

コリアンダーとは

地中海沿岸原産の花後に枯れる一年草で、主にハーブとして扱います。

春か秋にタネをまいて、育ってきた若葉を順次摘み取って利用します。春にタネをまくと、十分育たないうちに花が咲いて葉も堅くなってしまうことがあるので、寒冷地以外では秋まきの方が適しています。草丈は50cm前後、葉っぱはレースのように細かく切れ込み繊細な雰囲気を持ちます。初夏~夏にピンクがかった白い小花をたくさん咲かせます。一年草なので、タネができたあとに枯れます。

タネは半球型のタネが2つくっついて1つの球形になっています。球形のものを1粒だと思ってまくと、2つの芽が出てくるので知らないとちょっとびっくりします。指で軽く力を入れるとパカッとキレイに2分されます。

利用・歴史

古代エジプトでは薬として利用されており、古代ギリシアでは種子をトウモロコシのパンなどに焼き込まれたと言われています。16世紀にスペインによって南米に伝えられ定着し、現在ではペルーやメキシコ料理には欠かせない食材となっています。

日本には中国経由で10世紀頃に入ってきていたとされます。正確な時期ははっきりせず、定着もしなかったようです。江戸時代に入って別ルート(ポルトガル)で入ってきたとき、ポルトガル語由来の「コエンドロ」の和名がつけられました。一応、正式な和名なのですが現在ではこの名前で呼ばれることは、ほぼありません。むしろ、タイ語の「パクチー」や中国語の「シャンツァイ(香菜)」の名前のほうがよく知られています。

中国や東南アジアでは若葉をはのまま主に薬味として、茎や根は煮込み料理に使われます。トウガラシのきいた辛い料理の味を引き立て、相性が良いとされます。好きな人はすごく好きですが、ダメな人は全く受け付けない独特の風味です。東南アジアで食べて好きになったという話もときおり聞きますが、その香りはカメムシやドクダミに例えられます。

タネは熟すと甘い芳香を放ち、スパイスとしてカレー粉などにも利用されます。

関連するページ
コリアンダーの育て方
セリ科
ハーブ・野菜