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コリアンダーの育て方

コリアンダーセリ科 学名:Coriandrum sativum 用途 鉢植え 露地植え
難易度 バー バー バー バー バー(そだてやすい)

耐寒性 バー バー バー バー バー(ふつう)

春か秋にタネをまいて、育ってきた若葉を順次摘み取って利用します。春にタネをまくと、十分育たないうちに花が咲いて葉も堅くなってしまうことがあるので、寒冷地以外では秋まきの方が適しています

栽培カレンダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
開花期
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タネまき
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肥料
  バー バー           バー バー  

収穫・利用
若い葉を随時摘み取って肉、魚料理の風味づけに利用します。あまり大きくなった葉は硬い上に香りも弱いのであまり使用しません。完熟した実はカレーやピクルス用のスパイスとして利用します。
若葉を使用する場合、まだ苗が小さい時期に摘み取りすぎると花が咲かなかったり、実が付かない場合がありますので、タネを採集したい場合は気を付けましょう。

タネ(実)を採集する場合は完熟して茶色くなってから収穫します。具体的な方法はタネが茶色くなってきたら茎ごと刈り取り、風通しのよい場所で乾燥、追熟させてから(日陰で吊しておけばよいです)タネのみを採って密閉容器などで保存します。完熟していない未熟なタネには 強烈な香りがあり使用に適しません。また、しっかりと乾燥させておかないとカビが生えることもあります。

初夏に白くて小さな花が茎の先端ににつきます。 花にも強烈な香りがあるので、キレイですが切り花には向きません。

季節・日常の手入れ
雨などに当たって葉や茎に泥が付くと病気にかかりやすくなるので、株元には敷きワラをしてドロ跳ねを防ぎましょう。バークチップなどを敷くのよいもしれません。茎が伸びすぎると倒れやすくなるので、支柱を立てて支えて上げましょう。

日当たり・置き場所
日当たりのよい環境を好みますが、やや日陰の場所でも育ちます。

水やり・肥料
やや水を好む性質なので、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えましょう。夏場は油断するとすぐに乾燥するので、こまめな水やりを心がけましょう。鉢植えは庭植えよりもやや水やりはひかえめに行います。あまり過湿になると根ぐされをおこすことがあるからです。

春にタネまきや植え付けをした場合は、花が咲いて枯れるまでの生育サイクルが短いので、土にあらかじめゆっくりと効くタイプの肥料を混ぜ込んでおけば、追加で肥料を与える必要はありません。秋にタネをまいた場合は 生育期間が長くなるので、追肥として春に即効性の化成肥料を株元に少量施します。

用土
水はけの良い土が適しています。鉢植えにする場合は赤玉土(小粒)6:腐葉土4の割合で混ぜた土を使用します。

植え替え・植え付け
一度植え付けると収穫して枯れるまで植え替えの必要がありません。苗を購入して植え付けるときは大きくなると根付きにくいので、できるだけ苗が小さい内に植え付けましょう。

ふやし方 ポイント
タネまきでふやせます。

タネは春は3月~4月、秋は9月~10月に行います。タネの発芽温度は20℃前後です。半球状の2つのタネがくっついて、球形のタネになっています。要するに1つの球形のタネ(1粒のタネ)をまくと芽が2つ出てきます。確実に1本ずつ苗を育てたい場合はタネを半分に割ってまくと良いでしょう。タネは指で軽く力を加えるとキレイに半分に割れます。

コリアンダーは直根性といってゴボウのような太い根がでて枝分かれしにくく、一度傷つけてしまうと生育が衰えてしまうために植え替えは基本的に行いません。鉢や花壇に直接タネをまいて、生育に応じて間引いていきます。粒が大きいので扱いやすいと思います。

春にタネをまくと6月頃にとう立ちして花が咲いてしまい、収穫できる期間が非常に短いです。株が大きくなり、収穫期間の長くなる秋まきのほうがおすすめです 。

かかりやすい病害虫
ヨトウムシによる葉っぱの食害やアブラムシの発生が見られます。

まとめ 
移植を嫌うのでできれば鉢や花壇に直接まきます
株が小さい内は葉を摘みすぎない
極端に土を乾燥させないように気を付けます

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