若葉をサラダに

コーンサラダ(マーシュ)

オミナエシ科 「こ」からはじまる植物 ハーブ・野菜

コーンサラダ
この植物の育て方
科名
オミナエシ(スイカズラ)科
学名
Valerianella locusta
別名
ノヂシャ マーシュ ラムズレタス
原産地
ヨーロッパ
大きさ
高さ15cm~30cm
開花期
4月~6月
難易度
★★☆☆☆(そだてやすい)

こんな植物です

ヨーロッパ原産の一年草もしくは二年草で、主に若葉を生で食べるサラダ野菜です。大きめに生長した葉は、歯ざわりがなくならない程度にさっと湯通ししてもおいしく食べられます。味は淡泊でさくさくした歯ざわりで、くせがないです。

ビタミンC、B1、B12、鉄分などを多く含くむ緑黄色野菜で、ヨーロッパでは18世紀の初め頃から栽培されているそうです。丈夫な植物で、日本やアジア各地、北アメリカでは野生化しています。

草丈15cm~30cm、葉はへら状で色は柔らかいグリーンで、赤みを帯びることもあります。よく枝分かれしてたくさんの葉をつけて茂ります。春に薄い藤色の小花を茎の先端にまとめて咲かせます。花が付いてしまうと葉が固くなり食用には適さなくなります。育てながら葉っぱを適宜摘み取って利用でき、家庭菜園やベランダ栽培にも向きます。

名前の由来

もともとトウモロコシ畑の雑草だったのでこの名前があり、別にトウモロコシのような味はしません。フランス名の「マーシュ」の名前でも知られています。別方面ですが、グリム童話の「ラプンツェル」としても有名です。牧草でもあり、ラムズレタスの英名もあります。ちなみに和名はノヂシャ(野萵苣)です。チシャはレタスのことですが、本種はレタスの仲間ではありません(レタスはキク科です)。

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