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コーンサラダ(マーシュ)の育て方

コーンサラダオミナエシ(スイカズラ)科 学名:Valerianella locusta 用途 プランター植え 露地植え
難易度 バー バー バー バー バー(そだてやすい)

耐寒性 バー バー バー バー バー(ふつう:霜に注意)

主に若葉を生で食べるサラダ野菜です。大きめに生長した葉は、歯ざわりがなくならない程度にさっと湯通ししてもおいしく食べられます。味は淡泊でさくさくした歯ざわりで、総じてくせがないです

栽培カレンダー

春まき
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
収穫時期
      バー バー バー            
タネまき
    バー バー                
肥料
  バー バー バー バー            

秋まき

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
収穫時期
バー バー バー               バー バー
タネまき
                バー バー    
肥料
バー バー バー           バー バー バー バー

収穫・利用 ポイント
順調に育つと、タネをまいてから1ヶ月半後には収穫できるようになります。本葉が5~6枚に生長したものを引っこ抜いて収穫するか、もっと大きく育てて本葉が10枚以上になったら中心の柔らかい若葉やその後にできるわき芽を摘んで収穫し、また葉っぱが出てきたら摘んで収穫するというように繰り返し葉を摘むという2通りの収穫方法があります。

多めにタネをまいて混み合ったところを引っこ抜いて間引き収穫しながら育てて、後に大きくなったものを葉摘み収穫するという方法も一般的です。
春に花のつぼみが出てくると葉が固くなりあまり食用に適さなくなるので、その時点で収穫を終えます。基本的に秋まきは11月~3月、春まきは4月~6月頃が収穫適期です。タネまき・収穫以外育てる過程での手入れはさほどありません。

サラダや和え物、間引き収穫した小さなものはスープやみそ汁などに浮き実として使うのもよいでしょう。風味はありますが、クセのない味とソフトな食感で色々な利用方法が考えられます。

日当たり・置き場所
日当たりのよい場所を好みます。暑さにやや弱いので、真夏の高温期を避けて栽培を行います(それで結果的にタネをまく時期が秋か春になるのです)。

霜さえ気を付ければ寒さにも耐えて屋外で冬越し可能です。露地で栽培する場合は簡単な霜よけを行いましょう。

水やり・肥料
土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。じめじめした土をいやがりますので水のやりすぎには注意しましょう。

肥料はタネをまく、もしくは植え付ける場所にあらかじめゆっくりと効く粒状の肥料を適量混ぜ込んでおきます。その後は双葉が開いた頃から1週間に1回普通の草花に与えるより多少濃いめの液体肥料(500倍希釈)を与えます。肥料は収穫を終えるまで続けます。

用土
水はけが良く肥えた土を好みます。プランターや鉢で育てる場合は市販の花と野菜の土・プランターの土などの草花用の培養土で充分事足りると思います。また、酸性土壌を嫌いますので地植えにする場合は土にあらかじめ苦土石灰(くどせっかい)を混ぜ込んで土を中和しておきましょう。 石灰類は植え付けやタネまきの直前よりも1週間程度前に混ぜ込んでおく方がよいとされています。

苦土石灰
苦土(マグネシウム)を含む石灰岩が原料。石灰は主に土の酸性度の中和、カルシウム分の補給などの役割があり、マグネシウムは植物体内の酵素を活性化させたり、リン酸分の吸収を助ける
野菜栽培には欠かせない

植え替え・植え付け
一度植え付けて収穫を終えるとそこまでなので、植え替えの必要はありません

ふやし方
タネをまく時期
タネをまいて育てます。自家採集のタネでも育ちますが市販のものに比べてやや品質の落ちる傾向があるようです。タネまきの適期は春は3月~4月、秋は9月~10月です。春まきは収穫期間が短い上に(とう立ちして葉が固くなったり、暑さで枯れてしまうことが多い)アブラムシが付きやすいですので、寒さで苗が育たない寒冷地を除いて、病害虫が少なく収穫期間の長い秋まきをおすすめします。

タネのまき方
タネは直播きにして間引きながら育てる方法がおすすめです。プランターや箱の場合、指で土にまき筋を付けてその筋にっ沿って1cm間隔くらいでぱらぱらとまいていき、土をかぶせます。発芽してきたら混み合った部分を間引きながら株と株の間の間隔を広げて育てていきます。間引きは1~2回程度、混み具合を見て行います。当然間引いたものも「間引き菜」として利用できます。通常の大きさのプランターなら平行に2筋、まき筋を付けてまきます。

地植えにする場合、まき筋は20cmほど間隔をあけて平行にします。このまき方は「条(すじ)まき」といって、間引きながら育てる菜っぱ類などによく利用される方法です。

かかりやすい病害虫
病害虫の少ない植物ですが、春先からアブラムシが発生する事があります。口にするものですのでできるだけ薬剤の散布は控えて見つけ次第ピンセットなどで取り除きましょう。薬剤を使用する際はそれぞれの取扱説明をよく読み「収穫何日前まで使用できるか?」などをしっかり把握しておきましょう。

まとめ 
秋まきのほうが育てやすい(寒冷地除く)
冬は霜よけを行う
酸性の土を嫌います

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