鮮やかな青い花

クリトリア(チョウマメ)

マメ科 「く」からはじまる植物 つる性植物

チョウマメ
この植物の育て方
科名
マメ科
学名
Clitoria ternatea
別名
チョウマメ (蝶豆) バタフライ・ピー
原産地
東南アジア~インド
大きさ
1m~4m (つる性)
開花期
6月~10月
難易度
★★☆☆☆(そだてやすい)

こんな植物です

クリトリアは東南アジア-インドに約30種が分布するつる性の植物で、その中でも栽培されているのはクリトリア・テルナテアとその園芸品種です。和名をチョウマメ(蝶豆:英名バタフライ・ピー)と言い、日本には江戸時代末に入ってきました。

本来は毎年花をさかせる多年草ですが、冬までに寒さで枯れてしまうことがあり、一年草として扱うことが多いです。春にタネをまくと夏~秋まで花を楽しむことができます。暑さには非常に強く、炎天下でも花を咲かせます。つるが長く伸びるので支柱やネットに絡ませて栽培します。大きいほうの花びらを旗弁(きべん)、小さなほうは竜骨弁と呼ばれ、クリトリアの名前は竜骨弁の形に由来します。

だ円形の小さな葉を羽状に付けます。花色は鮮やかなブルーで径3cm前後、葉の付け根ごとに1-3コ咲かせます。代表的な園芸品種に八重咲き濃青色の「プレナ」があります。また、白や赤みがかったオレンジ色、ピンク色の花を咲かせる変種も知られます。花後に長さ10cm前後のインゲン豆に似た扁平な莢(果実)が付き、若くてやわらかいものは食用になります。

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