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洋種クモマグサの育て方

洋種クモマグサユキノシタ科 学名:Saxifraga cv. 用途 鉢植え
難易度 バー バー バー バー バー(ややむずかしい)

耐寒性 バー バー バー バー バー (つよい)

クモマグサは日本に自生する高山植物のひとつです。しかし、園芸店やお花屋さんなどでクモマグサの名前で出回っているものはヨーロッパ原産の野生種からつくられた園芸品種(以下、洋種クモマグサで統一)で日本のクモマグサとは別種です

栽培カレンダー
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開花期
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植え替え
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肥料
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季節・日常の手入れ ポイント
暑さ対策
暑さに弱く、花後そのままほおっていたら枯れてしまうことが多い植物で、何らかの暑さ対策が必要です。以下を参考にしてください。

増し土をする
気温が上昇して暑くなると、株が蒸れて下の方の葉が溶けたように枯れてくることがあります。そのままでは見苦しいので枯れた葉っぱはきれいに取り除いて、茎の部分を埋めるように土を盛ります(現在ある葉っぱがぎりぎり地際になるくらいまで土を盛ります)。土の中に埋められた茎からは新しい根が出てきます。これを「増し土をする」といいます。

株を小さくする
こんもり茂った株姿で高温多湿時期にはどうしても風通しが悪くなり蒸れます。上記のように株をいじらずに増し土をするだけでは夏越しが難しいこともあります。花後の5~6月に株を分けるか挿し芽をして、株をできるだけ小さくして夏越しさせる方法もあります。株を小さくすると茎葉が混み合うことが少なく風通しがよくなり高温多湿による蒸れなどをおさえることができると言うことです。

日当たり・置き場所
日当たりのよい場所を好みます。日照不足になると茎が間延びします。寒さには強いので特に防寒対策は必要ありませんが、早春に購入した花付きの鉢植えは寒風に当たると茎葉が傷むことがあります。いきなり屋外に出すことは避け、日当たりのよい室内の窓際などで育てた方が無難です。

暖かくなったらベランダなどに移動させるとよいでしょう。暑さに弱いので真夏は直射日光の当たらない明るい日陰で管理します。また、多湿にも弱いので梅雨時期など長雨の時期は雨の当たらない場所に置きましょう。

水やり・肥料
過湿を嫌うので水は土の表面が乾いてから与えます。冬はやや乾かし気味でもかまいません。

春の3~4月、秋の9~11月に液体肥料を1週間に1回程度与えます。

用土
草花と言うよりも山野草として扱った方がよいです。用土は水はけの良い山野草の培養土や桐生砂を主体としたものが適しています。

植え替え・植え付け
暑さの過ぎた10月頃が植え替えの適期です。

ふやし方
さし芽・株分けでふやすことができます。

夏に親株が枯れたときの保険と考えて用意しておくのもよいかもしれません。

かかりやすい病害虫
特にありません。

まとめ 
暑さが苦手、何らかの対策が必要
水はけのよい用土を用いる
肥料は春と秋に与える

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山野草の仲間