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難を転ずる

ナンテン

ナンテン
科名:メギ科
学名:Nandina domestica
別名:ナツテン ナルテン
原産地:日本 中国中部
樹高:1m-3m
果実鑑賞:11月~2月
栽培難易度:バー バー バー バー バー
(やさしい)

くわしい育て方

ナンテンとは

ナンテンは本州の関東より西、四国、九州など比較的あたたかい地域の山林に自生する常緑もしくは半常緑性の低木です。丈夫な性質からか植えられたものが野生化したものもよく見られます。

真っ赤な果実が美しく、さほど横に広がらないので場所を取らず、性質が丈夫と言うこともあり、縁起木として玄関先や庭によく植えられる定番の実もの庭木のひとつです。

樹形は株元からたくさんの細い幹をまっすぐに伸ばして株立ち状になります。初夏になると茎の頂点から花軸を伸ばして、小さな白い花がまとまって咲き円錐状になります。花後にパチンコ玉よりやや小さいくらいの丸い果実をたくさん付き、晩秋から冬にかけて熟して真っ赤に色づきます。果実は鳥の好物のようで庭先に植えていると晩秋から冬にかけて実をついばみに来る姿を時折見ます。

葉っぱは濃緑色でややかため、表面には光沢があります。葉には防腐作用があることが知られており、おせち料理や赤飯、魚料理などに添えられます。

由来・仲間 

ナンテンの名前は中国の漢名「南天竹」「南天燭」に由来します。属名のナンディナは和名のナンテンから付きました。

「ナンテン」という語感が「難(ナン)を転(テン)じる」に通じるところから縁起木としても親しまれています。玄関先に植えたり料理に葉を添えるなどにはそういう「縁起」の意味合いも兼ねてのことでしょう。

栽培の歴史の古い樹木で江戸時代から明治にかけて100種以上の園芸品種がつくられた言われています。現在でも40種ほどが栽培されています。基本種の他に、白い実を付けるシロミナンテン、葉が糸の様に細くなるキンシナンテンなどがあります。

樹高が低くやや丸みのある葉を付けるオタフクナンテンは紅葉も美しくて場所もとらないので、植え込みや庭木として広く植えられています。

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