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お正月の縁起木

センリョウ(千両)

キミノセンリョウ
キミノセンリョウ
科名:センリョウ科
学名:Sarcandra glabra
(=Chloranthus glaber)
別名:センリョ
原産地:日本 朝鮮半島 中国 台湾
インド マレーシア
樹高:50cm~80cm
主な開花期:7月-9月
栽培難易度:バー バー バー バー バー
(そだてやすい)

くわしい育て方

〔〕内は学名、C.はChloranthusの略

センリョウ(千両)とは

マンリョウ(万両)と並んで正月飾りに欠かせない縁起木のひとつで、主に冬に色づく赤や黄色の実を鑑賞します。日本(主に関東より南~沖縄)、朝鮮半島、中国、インドなど広い範囲に分布する常緑性の低木で、常緑樹林下のような一年を通して直射日光の当たらない、半日陰の場所に自生していることが多いです。

センリョウの実葉は長さ10cm内外の長だ円形でフチにのこぎりのようなギザギザがあり、色は濃い緑色で表面にはツヤがあります。6月~7月になると茎の頂点からまばらに花茎を出して黄緑色の小さな花をたくさんつけます。花には花びらがなくあまり目立ちません。花粉が風で運ばれる風媒花です。

その後、直径5~6mmの球形の果実を茎の頂点にまとまってつけ、晩秋に赤く色づきます。十字方向に出る濃緑色の葉っぱと光沢のある美しい果実とのバランスや色合いが非常によいです。果実には小さな点状のえくぼが2つありますが、大きなくぼみが雌しべ、その脇にある小さなくぼみが雄しべの脱落したあとです。

仲間・種類

変種に熟すとオレンジ色っぽい黄色に実が色づくキミノセンリョウ〔var. flava〕があります。近い仲間に、日本の山野でも見られるヒトリシズカ〔C. japonica〕やフタリシズカ〔C. serratus〕、中国原産のチャラン〔C. spicatus〕があります。

センリョウとマンリョウ

名前や用途から前述したマンリョウに近い仲間のように感じられますが、実のところ両者は科も違う全く別の植物で、実の付き方や姿も並べてみると明らかに違うので間違うことはないと思います。ただ、センリョウという名前はマンリョウに対してつけられた名前のようです。冬に赤くて美しい実を付けるという共通点からつけられたのではないでしょうか。

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