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ナンテンの育て方

ナンテンメギ科 学名:Nandina domestica用途 鉢植え 露地植え
難易度 バー バー バー バー バー(やさしい)

耐寒性 バー バー バー バー バー(ふつう)

ナンテンは本州の関東より西、四国、九州など比較的あたたかい地域の山林に自生する常緑もしくは半常緑性の低木です。丈夫な性質からか植えられたものが野生化したものもよく見られます

栽培カレンダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
果実熟期
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開花期
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植え付け
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剪定
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肥料
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季節・日常の手入れ ポイント
剪定の適期
2月~3月が剪定の適期です。

基本の剪定
木が若いうちは放任で枝を伸ばしても特に問題ないのですが、樹が生長して幹の数が多くなると枝葉が混み合って茂り、雑多で冴えない姿になりがちです。スペースに応じて間引き、幹の本数5~7本に整理しすっきりと姿に整えます。

先端に花芽の付いていない間延びした枝や実の付いている枝(実の付いた枝は翌年~3年ぐらい花芽を付けないので)を選んで地際で間引き(切り落とし)ます。同時に、枯れた枝や細くて弱い枝も枝分かれしている付け根から切り落としましょう。

樹高が高くなりすぎた場合は比較的低い幹だけを残して、高くなった幹を地際で間引くか、幹を適当な高さで切り戻します。芽吹く力はそれなりにあり、切り戻すとそこから1~3本の枝が出てきます。

実付きを良くする
花の咲く時期はちょうど梅雨とかぶり、特に雨の多い年は受粉がしっかりと行われずに実付きが悪くなります。雨が続くときは花の上にビニール袋などをかぶせて雨を遮ってあげると効果的です(雨がやんだら取り除く)。

日当たり・置き場所
日当たり~半日陰の場所でよく育ちます。落ち葉の厚く積もった山野の林内に好んで自生する半陰樹なので日陰でも耐えて生長しますが、日当たりに比べると極端に花付き、実付きは悪いです。また、西日の当たる場所はひどく乾燥するので適しません。暖かい地域に自生する樹木ですが、ある程度耐寒性もあるので北海道以外なら植栽可能です。ただし、寒風の当たる場所はできれば避けます。

水やり・肥料
地植えは極端に乾燥する場合を除いて特に水を与える必要はありません。鉢植えは土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。

肥料は2月頃に油かすや鶏糞、9月頃に化成肥料を株元に与えます。肥料は多ければよいと言うわけでなく、特に窒素分過多になると実付きが悪くなるので注意しましょう。よほどのやせ地だと肥料不足で実付きが悪くなることはありますが、実付きが悪くなる原因の多くは開花時期の長雨や日照不足です。

用土
堆肥や腐葉土のたっぷり入った水はけと水もちを兼ね備えた、やや粘土質の土が適しています。鉢植えで育てるなら赤玉土7:腐葉土3の割合で混ぜた土を利用します。

植え替え・植え付け
植栽適地もともと暖かい地域の植物ですので、植え付けは春以降に行います。4月、9月が適期です。植え付ける場所には堆肥を混ぜ込んでおきます。

鉢植えにしているものは2年に1回、一回り大きな鉢に植え替えて根詰まりを防ぎましょう。適期は植え付けと同様です。

ふやし方
さし木、タネまきでふやすことができます。

さし木の適期は3月中~下旬で前年の枝もしくはそれ以前の枝を用います。枝を15cm前後の長さに切って赤玉土や鹿沼土に指します。日当たりの良い場所で乾燥させないように管理すると2~3ヶ月で根が出て生長を始めます。

タネまきは11月頃に熟した果実を採取して果肉の部分を取り除きすぐまきます。発芽するのは翌春で開花までに4~5年かかります。すぐにタネがまけない場合は乾かさないよう貯蔵しておき、翌春まきます。

かかりやすい病害虫
病気 すす病(カイガラムシから併発) 害虫 カイガラムシ

カイガラムシが発生することがあります。カイガラムシは植物の汁を吸って生長を妨げるだけではなく、その排泄物からすす病が併発します。すす病は葉に真っ黒いすすの様なものがべったり付いて光合成を妨げてしまいます。カイガラムシは薬剤が効きにくいので、見つけ次第ブラシの様なものでこすり落として駆除します。枝や葉の付け根に綿の様なものがへばりついていたらカイガラムシの可能性が高いですので気をつけましょう。

まとめ 
日当たりが悪いと花付き、実付きが悪い
開花時期に雨が続くと実付きが悪くなる
木が若いうちは剪定せず放任でよい

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