メキシコを中心に南北アメリカに15種類が分布する植物です。初夏〜晩秋にかけての長い期間花を咲かせ続けるところから「百日草(ヒャクニチソウ)」とも呼ばれ、親しまれています。 元々野生の品種は一重咲きのおとなしいものが多く、18世紀ヨーロッパに導入された当初はさほど積極的に栽培・育種がされていなかったようです。19世紀になって八重咲きの品種が発見されてから様々な品種がつくられるようになりました。その後気候の適したアメリカのカリフォルニアで盛んに栽培されるようになり20世紀に入って個性的な品種が数多くつくられました。 日本には江戸時代末期に入ってきましたが栽培や品種改良が盛んになったのは戦後になってからで、それまでは仏花として栽培される程度だったそうです。現在では豊富な花色と種類があり花壇などにも広く利用されています。 一般にジニアの中でもヒャクニチソウの名前で親しまれているのはジニア・エレガンスとその園芸品種で、花色は赤、ピンク、黄色、白などがあり変わったところでは緑色の花を咲かせる「グリーン・エンビ」という園芸品種も存在します。それ以外にも野趣あふれる姿が魅力的なジニア・アングスティフォリア(ホソバヒャクニチソウ)やツートンカラーの花が印象的なジニア・ハーゲアナ(メキシコジニア)なども広く普及しています。また、草丈が2m〜3mにもなるジニア・グランディフロラなどの大型種も知られていますが、園芸的に広く栽培されているかは不明です。
’シ’からはじまる植物 夏〜冬に咲く草花 キク科 育てやすい植物 |
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