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病気 軟腐病・害虫 特になし
丈夫な植物ですが、軟腐病にかかることが恐ろしい。この病気は植物の傷口から細菌が入り、溶けるように腐らしてしまう恐ろしい病気で、かかってしまうと手の施しようがありません。梅雨などの高温多湿の時期に特に発生しやすいのですが、根や茎に傷がなければ細菌も侵入できませんのでこの時期に株分けや植え替えなどをして植物に傷が付かないようにしましょう。予防のためにストレプトマイシンなどの殺菌剤をまいておいても良いでしょう
●酸性の土では育ちにくいので土に石灰を混ぜます
●乾燥気味に育てます
●深植えすると腐りやすいので根茎の背中が見えるくらい浅植えにします

ジャーマンアイリスはヨーロッパで古くから栽培されている植物でたくさんの園芸品種が存在します。もともとジャーマンアイリスという植物は自然界に存在せずドイツアヤメを元に数種類の種を掛け合わせた品種、種をジャーマンアイリスと呼びます。草丈は多くなものでは1mを越します。花色が非常に豊富で、白、黄色、オレンジ、ピンク、赤、青、紫、黒、茶色などがあります。冬の寒さにも強く育てやすい植物で地面に近い場所に球根のような根茎を作りそれが伸びていってふえていきます。春に花茎を伸ばしてその先に3から4輪の花を咲かせます
他のアヤメ類と一緒に紹介しようと思いましたが、乾燥した土を好むなど他のアヤメ類とは全く正反対の性質を持つ部分もありますので、特にジャーマンアイリスだけ分けて育て方を紹介したいと思います
花が枯れてきたら花がらをこまめに摘み取りましょう。花が一通り咲き終わったらそれ以上その花茎から花を付けることはありませんので花茎の根元から切り落とします。そのまま花がら、花茎を付けたままにしておくとタネができてしまい、栄養がとられて株全体が消耗してしまいます

日当たりの良い場所を好みますので良く日の当たる場所で育てます。乾燥気味の土壌を好みますので鉢植えの場合は雨の当たらない場所で育てるようにしましょう

乾燥気味を好む植物ですので、鉢植えの場合は土の表面が乾いてからたっぷりと与えるようにします。庭植えにしているものは極端に乾燥する時をのぞいて特に水を与えなくてもよく育ちます。逆にやりすぎて腐らせないように注意しましょう
肥料は3月と6月にゆっくりと効くタイプの化成肥料と骨粉などを株元に与えます。その際注意したいのは窒素分の多い肥料を与えると葉がひょろひょろに茂って病気にかかりやすい株になるということです。全く窒素がゼロではいけないのですが、できればリン酸分の多い肥料を選んで与えましょう。ちなみに骨粉を同時に与えるのはリン酸分が多く含まれているからです
※窒素、リン酸など肥料の成分についてより理解したい方は肥料のコツ1を参照にしてください
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水はけが良くて有機質に富んだ土を好みます。赤玉土(小粒)5:腐葉土5の割合で混ぜた土を使用します。水はけの余りよくない庭に植え付けるときは土を山だかに盛ってその上のに植え付ける「高うね植え」が適しています。土を山だかにすることによって水がたまりにくくなり水はけが良くなります
また、ジャーマンアイリスは弱アルカリ性の土を好みますので植える場所には植え付ける10日前に石灰を混ぜ込んで酸性を中和しておきましょう |
庭植えにしているものは3から4年に1回株分けもかねて植え替えを行います。植えっぱなしにしていてもよく育つのですが、長期間同じ場所で育てていると根茎が重なり合って過密になって枯れ込んだり腐ることがあります。深く植えると球根が腐ってしまいますので根茎の背中が土の上に見えるくらいの浅植えにします。植え替えは花後すぐでもできますができれば秋に行います。高温多湿の時期に行うと軟腐病にかかりやすいので絶対に植え替えなど根や茎を痛める作業は行ってはいけません
鉢植えで育てる場合は2〜3芽を一株として7号鉢に一株を目安に植え付けます。根茎がよく伸びるので、翌年以降も生長するスペースを考えて少し大きめの鉢に植えます
株分けでふやすことができます。株分けは植え替えと同時期に行います。ひとつの株は芽が1〜3個付くようによく切れるナイフで切り分けます。その際、葉も半分くらいに切りつめましょう。葉を切りつめるのは葉から余分な水分が蒸発するのを防ぎ、根が付きやすくするためです
切り取った根茎は背中が地上に露出するくらいの浅植えにし、複数植える場合は20cm以上の間隔をあけて植えるようにします。茎根がぐらつくようでしたら支柱を立てましょう。しつこいようですが、切り口から細菌が入りやすいので高温多湿の時期の作業は絶対避けましょう |