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シナモンの育て方

クスノキ科 学名:Cinnamomum verum 用途 鉢植え 露地植え(暖地)
難易度 バー バー バー バー バー(ふつう)

耐寒性 バー バー バー バー バー(よわい:5℃以上)

光沢のある葉とくっきりとした葉脈は観葉植物として見ごたえがあります。大型の植物ですので立派な鉢物としての存在感も大きい。でもそれゆえにスペースをとります。

栽培カレンダー
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植え替え
        バー              
さし木           バー バー          
肥料
    バー バー バー バー バー バー      

季節・日常の手入れ ポイント
冬に寒さで葉や茎が傷んでしまった場合は、春に暖かくなってから傷んだ葉を取り除いたり、枝を切り戻します。また、非常に大きくなるので枝が延びすぎたり樹形のバランスが悪くなったときは、切り戻しを行います。

大きくしたくない場合は、枝を切り詰めて→延びてきたらまたある程度切り戻して、というように切り戻しを繰り返してコンパクトな樹形を保ちます。

日当たり・置き場所
よく日に当てて育てることが栽培のポイントとなります。春に霜の心配がなくなったら屋外に出してできるだけ日によく当てて育てます。

暑さには強い植物ですがその反面、やや冬の寒さには弱いです。冬でも最低でも5℃、できれば10℃前後の気温を保てるようにしましょう。霜の心配のない暖地では露地植えで育てることもできますが、一般の平地では鉢植えで育てて、冬は屋内に移動させるようにしたほうが無難です。屋内に取り込んだ場合もできるだけ日中は日のよくあたる場所で育てるようにしましょう。

水やり・肥料
生育期の4月~10月は土の表面が乾いたら、鉢底から流れ出すくらいたっぷりと水を与えましょう。水切れをさせると弱るので、特に夏場は気をつけます。鉢植えは特に露地植えに比べると乾きやすいので注意が必要です。冬は気温の低下とともに生育も衰えますので乾かし気味に。水は土の表面が乾いて2、3日間を空けてから与えます。冬は多少乾かし気味にしても大丈夫です。

肥料は生育期の4月~9月に与えます。与える間隔は2ヶ月に1回を目安に化成肥料や油かすを鉢土の上に施します。

用土
水はけがよく、肥沃な土が適しています。市販の観葉植物用の土でもかまいませんし、ブレンドするなら赤玉土6:腐葉土4の割合で混ぜた土を使います。

植え替え・植え付け
1~2年に1回が植え替えの目安です。株が大きくなって鉢が小さくなってしまったら植え替えます。普通一回り大きな鉢に植え替えるのですが、大きな鉢に植え替えていくごとに木の大きさはいくらでも大きくなってしまいます。

現状より大きくしたくない場合は、切り戻しの作業を行うと同時に鉢も現在植わっているものと同じ大きさのものに植え替えます。方法としては鉢から抜いた株は周りの土を1/3ほど落とします。その際に長く延びすぎた根や傷んで黒ずんだ根はハサミなどで切り詰めておきます。そして同じ大きさの鉢に新しい用土で植えつけます。植え替えの適期は生育初期の4月下旬ころ。

ふやし方
さし木で増やすことができます。作業の適期は6~7月です。枝先を10cmくらいの長さに切りそれをさし穂とします。切り取ったあと1時間ほど切り口を水につけて水を吸わせます。その後に、切り口に発根促進剤などをまぶしておくと根が出やすくなります。

湿らせた赤玉土に用意したさし穂を挿して、半日陰の場所で乾かし過ぎないように管理します。水分が蒸発するのを防ぐために鉢ごとビニールなどで覆うこともありますが、夏場は蒸れやすいので置き場所に気をつけましょう。おおよそ発根には1ヶ月から2ヶ月かかります。順調に行くと7月ころに挿したさし穂は9月ころには1本ずつ小さな鉢に植え替えることができます。

かかりやすい病害虫
性質は強健で比較的病虫害は発生しにくいのですが、春暖かくなる時期にアブラムシが発生することがあります。新芽によく発生しますので、見つけ次第駆除しましょう。カイガラムシ、ハダニもまれに発生します。

まとめ 
やや寒さに弱い、最低気温は5℃以上できれば10℃
日当たりを好む
1~2年に1回植え替える

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