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ステルンベルギアの育て方

ここでは主にルテア種の育て方を説明しています

ステルンベルギア・ルテアヒガンバナ科 学名:Sternbergia  用途 鉢植え 露地植え
難易度 バー バー バー バー バー(やさしい)

耐寒性 バー バー バー バー バー(つよい:霜には注意)

ヨーロッパ南東部からアジア南西部にかけて約8種類が分布する小球根です。その中でも日本で広く育てられているのは、キバナノタマスダレの別名があるステンベルギア・ルテアです

栽培カレンダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
開花期
                バー バー    
球根植え付け
              バー バー      
球根掘りあげ
        バー              
肥料
バー バー バー バー             バー バー

季節・日常の手入れ ポイント
夏に植え付けて秋に花が咲いた後は葉だけの状態で寂しくなりますが、絶対葉を切ってはいけません。葉は球根を太らせて翌年花を咲かせるための栄養を送るために大切な器官です。ある程度放任でもよく育つ植物なのですが、毎年きれいな花を楽しむためには花後に肥料をやったりと多少の世話は必要です。

日当たり・置き場所
日当たりと花日当たりのよい環境を好みます。日によく当てて育てるとバランスのよい草姿に育ち、花色もくっきり鮮やかで濃くなります。半日陰の場所でも育ち花も咲きますが、葉が長く伸びる傾向があり開花時期には葉が花の丈を追い越し花が葉に埋もれてしまいバランスが悪くなることがあります。逆に日当たりのよい場所では開花時期の葉丈は花の丈より低く収まります。 

寒さに非常に強く-5℃~-7℃くらいまで耐えることができます。ただ、霜に当たると葉が傷んでしまうので、鉢植えは屋根のある場所に移動させた方がよいでしょう。

水やり・肥料
土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。ただし、土のじめじめした環境をいやがるのでやり過ぎには注意しましょう。葉が枯れて休眠に入ったものは水を与える必要ありません。

肥料は植え付ける際にあらかじめ、ゆっくり効くタイプの粒状の肥料を土に混ぜ込んでおきます。追肥として花後から春に葉が枯れて休眠するまでの間、液体肥料を月1回与えます。この追肥は球根を太らせて毎年きれいな花を咲かせるために大事なものです。特に鉢植えは庭植えに比べると土のスペースの関係からか球根がやや小振りになる傾向があるので、翌年も花が咲くために追肥は大切です。

用土
水はけがよく、腐葉土などの有機質のたっぷり入った用土が適しています。じめじめした多湿の土壌では球根が生育不要になってしまいます。庭植えにする場合はまず植え付ける前によく耕して堆肥や腐葉土を混ぜ込んでしっかりとした土をつくっておくと数年間植えっぱなしでもよく育ちます。

鉢植えにする場合は赤玉土(小粒)7:腐葉土3の割合で混ぜた土を用います。

植え替え・植え付け
球根の植え付け植え付けは8月頃が適期です。鉢植えでも庭植えでも一度植えたら数年間は植えっぱなしでかまいません。植え付け間隔や深さはイラストを目安にしてください。あまり詰めて植え付けるのは生育上よくないですが、ある程度まとまった数を詰め気味に植えたほうが花が咲いたときに見栄えはします。

4~5年間育てていると球根がふえてきゅうくつになってしまうので、その場合は掘り上げて球根を分けます。球根の掘り上げ適期は葉が枯れて休眠に入る5月頃で、掘り上げた球根は陰干しして周りの土を軽く落とし日の当たらない涼しい場所でネットなどに入れて貯蔵して夏に植え付けます。面倒な場合は8月に掘り上げて球根を分けて貯蔵せずそのまま植え付けてもかまいません。

土に植えるだけでなくハイドロカルチャーや水栽培で育てることもできます。ただし水栽培の場合は球根がひどく消耗するのでそのままでは翌年は花が咲きません。翌年も楽しみたい場合は根を傷めない様に鉢や庭に植えて、よく日に当て肥料を与えてしっかり球根を太らせる様につとめます。

ふやし方
植えっぱなしにしておくと球根が自然にふえるので、4~5年に1回掘り上げて球根を分けます。花後にタネができることがあるので、それを採ってすぐにまいてふやすこともできます。生長はゆっくりで開花する球根になるまで早くても5~6年かかります。

かかりやすい病害虫
特にありません。

まとめ 
日当たりのよい場所を好みます
花後~春まで肥料を与えます
土の多湿を嫌います

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ヒガンバナ科
球根植物