デンドロビウム・セニレ

ランの仲間 「て」からはじまる植物

デンドロビウム・セニレ
科名
ラン科
学名
Dendrobium senile
別名
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原産地
東南アジア
大きさ
10cm~15cm
主な開花期
2月~4月
耐寒性
5℃~10℃
難易度
★★★☆☆(ふつう)

こんな植物です

ミヤンマー、タイ、ラオスに分布するランの仲間です。種小名senileの読み方違いで「セニール」と呼ぶこともあります。主な開花期は冬から春で、1つの花芽(花茎)から1輪の花を咲かせます。一斉に咲くと言うより、バルブの先端近くにちらほら咲くといった感じです。花の大きさは径5cmほどで明るい黄色、中心部分に緑色が入ります。

den.senile

バルブは太短くて長さは15cm程になり、斜上もしくは下垂します。花持ちは比較的よく、1ヶ月くらいしおれずに咲き続けます。花びらは少し厚みがあって表面に光沢があり、プラスチックのような質感があります。

葉っぱやバルブには白くて長い毛がびっしりと生えます。その姿は非常にユニークで、本種を語る上で特に強調されることが多い特長です。セニレは「老人」の意味で、びっしり生える白毛に由来します。葉っぱのないバルブは何となくケムシのように見えます。この株姿の受けがよいのか、ラン展示会の即売などで、比較的見かけます。

耐寒温度は5℃~10℃です。自生地は冬の間は乾期で、その時期に花を咲かせます。栽培する上でも冬の間、水やりを控えめにして乾燥させると、花芽がつきやすいです。また、風通しのよい場所がとても好きです。

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