線の細いネギ類、花もきれい
チャイブ
![]() |
科名:ユリ(ネギ)科学名:Allium schoenoprasum別名:セイヨウアサツキ原産地:北半球の温帯~寒帯草丈:20cm-30cm開花期:5月~7月栽培難易度:
|
チャイブとは
北半球の温帯~寒帯に分布するネギの仲間です。たくさんの株が地際でくっついてわさわさ茂るので、複数形でチャイブスとも呼びます。葉を料理の風味付けやアクセントに利用するハーブで、感覚としては薬味に近いです。薬味としてなじみの深いアサツキ〔var. foliosum〕は、日本原産でチャイブの変種です。
細い円筒形で中空の葉っぱを地際から伸ばして、草丈は30cmほどになります。初夏になると赤紫色の小花をボール状に咲かせます。葉の先端にポンポンと咲く姿は可愛らしくて鑑賞価値も高いです。メインとなりづらいですが、花壇のフチなどに群植すると見栄えがします。冬に葉っぱは枯れますが、多年草なので毎年芽を出して生長します。
アサツキとチャイブの違い
アサツキは球根(鱗茎)ができ夏は休眠し、全体的にやや小型です。チャイブは球根ができず、冬に葉が枯れますが休眠はしません。
由来・歴史
種小名のスコエノプラスム(schoenoprasum)は「イグサのようなネギ」と言う意味で、葉姿に由来します。
地中海沿岸では2000年前から栽培されていました。栽培の起源は中国で、そこからアジアやヨーロッパに広がっていったという説もあります。現在、商業的にはドイツやデンマーク、イギリスなど北ヨーロッパとアメリカで多く生産されています。
利用
ネギのように薬味として幅広く利用できます。硫化アリルを多く含み、玉ねぎやネギと同じような風味をもちます。乾燥させたり、熱を通しすぎたり、刻んだまま放置しておくと風味が飛んでしまうので、生葉を直前に調理するのが最適です。タマゴやジャガイモとの相性がよく、オムレツやポトとサラダにも合います。ヴィシソワーズやトマトサラダに散らすと風味とともに色合いもよくなります。刻んだ葉をバターに練り込んだチャイブバターも代表的な使い方です。
関連するページ
・チャイブの育て方・ユリ科
・ハーブ


