レッドプルーム
- 科名
- キク科
- 学名
- Gaillardia
- 別名
- オオテンニンギク テンニンギク
- 原産地
- 北・南アメリカ
- 大きさ
- 30cm~90cm
- 開花期
- 6月~10月
- 難易度
- ★☆☆☆☆(やさしい)
こんな植物です
北・南アメリカにおよそ20種が分布します。その中でも主に栽培されているのは、テンニンギクとオオテンニンギクです。毎年花を咲かせる多年生と一年で枯れる一年生のものがあります。生育は非常に旺盛で、多年生タイプは場所が合えば毎年わさわさと増えていきます。
名前の由来
ガイラルディアの名前はフランスのガイヤール・ド・シャラントノートという人物にちなみます。
種類
〔〕内は学名、G.はGaillardiaの略。
オオテンニンギク(大天人菊)〔G. aristata〕
主に北アメリカ中西部に分布します。日本には明治末に渡来しました。毎年花を咲かせる多年草です。草丈は60cm~90cm、花は直径7cm前後、一重の菊のような姿です。花びらは紫がかった紅色で、先端が黄色くなります。初夏~秋まで長期間咲き続けます。タネには冠毛(タンポポで言う綿毛)がけづめ状に硬く変化した芒(のぎ)があり、触るとちくちくします。
テンニンギク(天人菊)〔G. pulchella〕
北米各地に分布します。日本には明治中頃に渡来しました。花後に枯れる一年草で草丈は30cm~40cmです。主な開花期は初夏~秋、花色はオオテンニンギクに似ています。変種に先端が開いた筒状の花びらを付けるヤグルマテンニンギク(矢車天人菊)〔var. lorenziana〕があります。代表的な園芸品種に八重咲きで黄色や朱色の花を咲かせるプルーム・シリーズがあります。
グランディフロラ〔G. ×grandiflora〕
オオテンニンギクとテンニンギクが掛け合わさって出来た雑種です。園芸品種が多く、色彩もバラエティーに富みます。