- 科名
- ラン科
- 学名
- Epipactis thunbergii
- 別名
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- 原産地
- 日本 朝鮮半島 中国
- 大きさ
- 高さ20cm~60cm
- 開花期
- 6月~7月
- 難易度
- ★★★☆☆(ふつう)
こんな植物です
中国や朝鮮半島、日本を原産とするランの仲間で、日当たりの良い湿地や湧き水の周辺など水のある場所に自生します。
春に芽を出して葉を広げ、梅雨頃に花を咲かせます。秋には茎葉が枯れて春まで地下茎の状態で休眠します。葉は長さ10cm程度で先のとがった笹のような姿、草丈は30cm-70cmになります。花色は明るいオレンジ色、熟れた柿のような色なので、カキラン(柿蘭)の名前があります。花は径2cm前後で全開せず半開き、一茎に10数輪咲かせます。
花色は明るいですが、全体的な雰囲気は控えめで渋い趣があり、茶花としても利用されます。変異種に紅色や黄色の花を咲かせるもの、葉色が黒茶色のカラス葉カキランなどがあります。 カキランを含むラン科エピパクティス属はヨーロッパ、アジア、北アメリカの温帯に約25種が分布し、日本ではカキラン以外にエゾスズランやハマカキランが自生します。
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