ミムラスの育て方
ゴマノハグサ(ハエドクソウ)科 学名:Mimulus 用途 鉢植え 露地植え 本来毎年花を咲かせますが、園芸では花後に枯れる一年草として扱うのが一般的です。名前はラテン語のミムス(道化)とギリシア語のミモ(猿)を合わせた言葉で、花の姿がおどけた猿の表情みたいだ、と言うことで名付けられました |
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開花期 |
タネまき |
肥料 |
季節・日常の手入れ ポイント
茎が伸びすぎてバランスが悪くなり倒れてくるようであれば半分くらいに切り戻します。涼しい気候の場所では夏くらいまで花を咲かせ続けますが普通は夏前に暑さで枯れてしまいます。
どうしても来年にも花を楽しみたい場合は花が終わったあとに全体の3分の1くらいに切り戻しを行い、涼しい場所で夏越ししてみましょう。
日当たり・置き場所
もともとの自生地は半日陰の湿地などが多いのですが、園芸品種は日当たりがよいのを好みます。日当たりの良い場所で育てた方が、茎が伸びすぎずにバランスのよい草姿になります。日照不足になると茎が弱々しく伸びて、倒れやすくなるので気をつけましょう。
冬は霜の当たらない軒下など、最低限の寒さが避けられる場所に置いたほうが無難です。
水やり・肥料
もともと湿地の植物で乾燥には弱く、水切れさせるとしおれます。土の表面が白っぽく乾いてきたらたっぷりと水を与えるようにしましょう。
肥料はあまり必要なく、与えすぎると生長が良くなり過ぎ葉が茂って花が咲きにくくなります。植え付ける際に土にあらかじめゆっくりと効くタイプの肥料を混ぜ込んでおけばあとは肥料は必要ありません。生長が悪かったり葉の色つやが良くない場合は様子を見ながら液体肥料を与えます。
用土
水もちのよい土が理想的です。赤玉土(中粒が小粒)5:腐葉土3:バーミキュライト2の割合で混ぜた土を使用します。
植え替え・植え付け
一年草扱いなので特に植え替えの必要はありません。苗の植え付けは暖かくなってから(3~4月)に行います。
ふやし方
タネまきでふやせます。タネをまきは10月中旬頃が適期です。タネは発芽するときに光を必要とする(好光性種子といいます)ので、まいたあとはごくうすく土をかけるようにします。苗は特に寒さに弱いのでベランダの日のよく当たる場所や室内で管理し、暖かくなったら植え付けを行います。
かかりやすい病害虫
春先からアブラムシが発生します。
まとめ
暑さ、寒さにやや弱い
伸びすぎたら茎を切り戻します
日当たりの良い場所で育てます
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