- 科名
- ツバキ科
- 学名
- Camellia sasanqua
- 別名
- -----
- 原産地
- 四国西南部 九州 沖縄
- 大きさ
- 高さ2m~5m
- 開花期
- 10月下~11月(サザンカ系)
12月~2月(カンツバキ系)
2月下~5月上(ハルサザンカ系) - 難易度
- ★★★☆☆(ふつう)
こんな植物です
日本の比較的温暖な地域に自生する常緑性の小高木です。江戸時代から庭木として愛されてきており、日本人には馴染みの深い花木のひとつです。それ故に昔からたくさんの園芸品種がありその数は300にものぼります。近い仲間にツバキ類やチャ(茶)類があります。
通常サザンカというと晩秋から冬に花を咲かせるイメージが強いですが、サザンカとヤブツバキが自然に交雑してできたハルサザンカは冬から春に花を咲かます。また、真冬に花を咲かせるカンツバキも園芸上はサザンカに含まれまれることも多いです。以上のようにサザンカは花の咲く時期によって「サザンカ系」「カンツバキ系」「ハルサザンカ系」の3つのグループに分けられます。
花色は桃・紅・白などがあり、咲き方も一重咲き・半八重咲き、八重咲き、ラッパ咲きなど多岐に渡ります。色も単色だけではなく、斑のはいるもの美しいグラデーションのぼかしが入るものなどバラエティーに富みます。ちなみに野生種のサザンカは6~7枚の花びらを持つ白色の一重咲きなのだそうです。
名前の由来
種小名のササンカ(sasanqua)は日本名のサザンカに由来します。