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カ行カレープラントカレープラントの育て方
■カレープラント  科名 キク科 原産 ヨーロッパ南西部
カレープラント
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茎葉にカレー粉のようなスパイシーな芳香があるユニークなハーブ。銀白色色の細長い葉も美しく、花壇の縁取りやアクセントに利用できます

栽培データ一覧
夏の対策 使用用途
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花の咲く時期                    
挿し木の時期                
肥料の時期              
半日陰 ◎鉢植え
◎地植え
冬の対策
−5℃以上
生育適温
18〜25℃


病気・害虫 根腐れ病
 水のやりすぎ・過湿が原因で根腐れ病が発生することがあります。発生すると地際の茎が褐色に変色してそのまま枯れてしまいます。この病気は一度かかってしまうと治療が難しい上に他の植物に感染するおそれもありますので発生した株は早めに処分してしまいます。
利用部位 葉・茎・種
 葉は一年を通して摘み取り利用することができます。
スープやピクルスなどの香りづけに利用できますが、香りが強いので使いすぎには注意が必要です。少量でも充分香りは付きます。また、煮込みすぎると料理に苦みがでてしまいますので熱を通して利用する場合はあまり長い間煮込まずに香りが付いたら取り除くようにしましょう。
 花を利用する場合は、完全に開ききる前に枝ごと切り取り乾燥させて保存します。それ粗そのままドライフラワーとして楽しんだり、ポプリなどにして消臭剤として利用します。カレープラントは香りの持続性が強く乾燥させた状態のものは1年近く香りを楽しむことができます。

カレー粉のような芳香がユニークなハーブ
●日当たりのよい場所で育てる
●一年を通して乾燥気味に育てます
●肥料は控えめに

 名前の示すとおり、茎葉からカレー粉のような芳香を放つユニークなハーブです。ヨーロッパ原産の常緑性の亜低木で、古株になるとわさわさと茂った状態なります(一株で高さ40cmくらい、幅70cmほどに茂ります)。銀白色で細長い葉っぱも美しく花壇の彩りやアクセントに利用できます。茎は最初綿毛のようなもので覆われていますが、2年目以降になると表面が木のようにごつごつとした感じ(木質化)になります。7〜8月にかけて茎の先に黄色い小花を放射状にたくさん咲かせます。この花は乾燥させても色あせにくいのでドライフラワーにしてポプリやリースの材料に使われます。
 イギリスでは古くから栽培されており、ハーブガーデンやノットガーデン(伝統的な庭園)に利用されてきました。花壇のアクセントなど観賞用、料理の風味づけ、ドライフラワーなどにしてクラフトに利用するなど、使い方によっては広い用途で楽しめるハーブです

 枝葉をよく伸ばして密生する性質があります。密生した状態だと株の中に風が通りにくくなり、蒸れやすくなります(蒸れると葉が枯れ上がってしまいます)。混み合った部分の枝をすくように切り戻して、できるだけ株の中に風が通るようにしましょう。かなり密生して、こまめに枝の切り戻しができない場合は、株全体の1/3程度を刈り込んでもよいでしょう。
 梅雨〜夏の時期にかけての高温多湿が特に蒸れやすいので、梅雨前にこの作業を終わらせてしまいましょう

 日当たりのよい場所で育てましょう。充分日に当てないと生育が悪く、花も咲きにくくなります。また日照不足が原因で葉が黄色くなり、落ちてしまうこともあります。一日を通して6時間以上日の当たる場所なら問題なく育ちます。
 真夏の直射日光はやや強すぎるので、鉢植えの場合は半日陰に移動させ、地植えの場合は寒冷紗やたてずなどで少し遮光してあげた方がよいです
 寒さには強く−5℃程度まで耐えることができます。しかし、霜に当たると葉が傷んでしまいますので地植えのものは霜よけが必要です。鉢植えのものは霜の心配のないベランダなど、屋根のある場所に移動させます。暖地では特に何もせずに屋外での越冬が可能です。

 水やりは土の表面が白っぽく乾いてきたらたっぷりと与えましょう。やや乾燥した土壌を好む植物ですので、一年を通して乾かし気味に管理することが大切なポイントです。水のやりすぎによる過湿には十分注意しましょう。過湿にすると株が腐って枯れてしまったり、根腐れ病が発生しやすくなります。
 ただ、水切れをおこしてしまうとつぼみが落ちたり生育が極端に衰えます。「土の表面が乾いたら→水をたっぷりとやる」というようなメリハリのある水やりを行うと失敗が少ないです。
 肥料は春と秋、1ヶ月に1回粒状の化成肥料を株元に少量与えます。与えすぎるとかえってひ弱に育ち、葉も美しい銀白色になりませんので肥料は常に控えめを心がけます。与えすぎるよりも少ない方がまだマシです

 水はけが良い土が適しています。地植えにする場合は植える場所にあらかじめ石灰をまいて酸性を中和しておきます。鉢植えにする場合は、赤玉土4:腐葉土3:バーミキュライト2:鹿沼土1の割合で混ぜた土を使います。市販の培養土(ハーブ用)などを使うとお手軽です。粉のような微塵の土が混ざっていると土の通気性が悪くなりますので、赤玉土や鹿沼土は使う前にふるいで微塵を取り除いておきましょう

 地植えのものは一度植え付けると植え替える必要はありません。鉢植えのものは鉢の中が根でいっぱいになって根詰まりをおこしてしまいますので、鉢底から根が伸びでているようなら一回り大きな鉢に植え替えます。

 挿し木でふやすのが簡単で一般的です。挿し木の適期は5〜6月、9〜10月です。新芽の先端を2〜3節の長さにし、下の方の葉を取り除いて赤玉土を入れた鉢などに挿します。根が出て育ちはじめるまで1ヶ月ほどの時間を要しますのでそれまで、乾かさないように半日陰の場所で管理します。根が出て育ってきたら1本ずつポットなどに植え替えて管理します。土は上記の「用土」の項のものを使用します。刈り込みで切り落とした枝を使うと無駄が少ないです。



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