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ギボウシ(ホスタ)の育て方

ギボウシユリ(リュウゼツラン)科 学名:Hosta 用途 鉢植え 露地植え
難易度 バー バー バー バー バー(やさしい)

耐寒性 バー バー バー バー バー(つよいほう)

東アジアにおよそ20種~40種が分布する、毎年花を咲かせる多年草です。分布の中心は日本で、多くの種があります。やや湿り気のある土壌を好み、主に山野の林の中や草原、湿原などに自生します

栽培カレンダー
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開花期
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植え付け
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肥料
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季節・日常の手入れ ポイント
よく育てられる品種の中に”オオバギボウシ”と”コバギボウシ”の2つの系統があります。栽培や手入れに大きな違いがあるわけではないのですが、オオバギボウシはその名の通り大きくなるので、鉢植えには不向きです。鉢植えで楽しみたい場合はコバギボウシの仲間を植えるか、もっと小型のオトメギボウシを植えるとよいでしょう。

強い日射しが苦手ですが、逆に言うと日陰でも元気に育つ植物とも言えます。日照不足で草花が植えられない場所などで活躍します。

日当たり・置き場所
明るい日陰から日陰が適しています。強い日射しにあたると葉が焼けて傷むので注意が必要です。5月~9月までは葉焼けしやすいので、油断しないようにしましょう。初夏以降は遮光ネットを用いて50%~70%の遮光を行います。庭木の下に棚をつくってもよいでしょう。地植えは日射しなどをよく考えた場所に植えます。

寒さには強いのですが、凍結すると枯れます。寒さの厳しい地域では、地面を腐葉土などで被って防寒するか、室内などで保護します。

水やり・肥料
やや湿り気のある土壌を好みますが、案外乾燥にも強い植物です。地植えは植え付け直後と真夏にひどく乾くとき以外は、水やりをする必要はありません。

鉢植えは土の表面が完全に乾いてからたっぷりと与えるようにしましょう。11月~翌3月頃までは、葉っぱが枯れて休眠にはいるので、水やりの回数を減らします。目安として土の表面が完全に乾いてから数日ほど待ってから水を与えます。

肥料は3月と9月に1回ずつ与えます。与える肥料は固形の油かすを株、鉢の大きさに応じて適量を土の表面に指で押し込みます。たくさん与える必要はありません。

用土
水はけのよい土が適します。鉢植えの場合は赤玉土(小粒)5:腐葉土3:川砂2の割合で混ぜた用土を使用します。地植えの場合は水はけが悪いようなら川砂を混ぜ込みます。

植え替え・植え付け

植え替えの時期
2月~3月、9月下旬~10月頃が適期です。

地植えの植え替え
長年ほおって置くと、株が増えて密集して混み合い、生育が衰えることがあります。4年~5年に1回を目安に株を掘りあげ、株分けも兼ねて植え替えましょう。また、株が外側に広がっていって、中心部分(最初に植え付けた当たり)が枯れて穴が開くことがあります。そのような場合も株分けをして植え替えるとよいでしょう。

鉢植えの植え替え
2年に1回を目安に植え替えます。地植えより植え替えの周期が短いのは鉢のなかが根でぱんぱんになり根づまりをおこし、生育不良になることが多いからです。鉢から引っこ抜いた株は古い土を半分くらい落としていたんだ根を取り除いて一回り大きな鉢に植え替えます。

植え付けの注意点
5月以降に苗を購入してそれを地植えにする場合は、高温で地面が乾きやすく根付きにくいので秋になるまで待った方がよいでしょう。鉢の中が根でいっぱいになっている状態なら、いったん一回り大きな鉢に植えておきます。

ふやし方
株分けでふやすことができます。方法は掘り上げた株を、一株に3個以上の芽が付くようにナイフで切り分けます。分けた株は新芽が地面に隠れる程度の深さに植え付けます。

かかりやすい病害虫
白絹病/ナメクジ

白絹病は土壌の菌が原因で発生する病気です。地際に白い糸のようなものが発生して、そのうち株が枯れます。かかった株は抜き取って、土壌は消毒します。

ナメクジは新芽や花を食害します。見つけたら早めに駆除しましょう。

まとめ 
日陰から半日陰で育ちます
肥料は基本年2回、あまりたくさんは要りません
大きくなる品種もあるので、選ぶときはよく考える

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