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病気 特になし・害虫 アブラムシ ハダニ
●水切れさせてはいけませんが多湿にすると球根が腐ります
●つるが伸びるので支柱を立てて育てます
●肥料が切れると休眠してしまいます

グロリオサはアフリカに1種類が分布している夏咲きの球根植物です。茎は細長くツル状になり、まきヒゲを支柱にからまして伸びていきます。花びらはフチが波打ち反り返ります。その様子が炎がゆれているようなかたちに見えるユニークな花です。花びらが赤くフチと中心が黄色くなる”ロスチャイルディアナム”が鉢植えや切り花として一番よく見かけます。そのほかにも花つきがよい黄色の”ルテア”も代表的な品種のひとつです。別名、キツネユリ、ユリグルマと呼ばれます

つるが長く伸びるので支柱を立ててそこにからませて育てましょう。鉢植えで育てている場合はアサガオ用のあんどん支柱が便利です。最初にヒモで茎を支柱に軽く結んでおく(この作業のことをつるを誘引すると言います)とあとは勝手にまきヒゲが支柱にからまって伸びていきます。茎が長く伸び過ぎてから誘引しようとすると茎が折れやすくなるのでその場合は無理に曲げないようにしましょう。新芽の部分は軟らかくて曲がりやすいので早めにつるを誘引するようにしましょう

日当たりの良い場所を好みます。鉢植えにしているものは春から秋にかけては屋外の良く日の当たる場所で育てます。多湿の状態になると球根が腐りやすいので梅雨時期は雨の直接かからない屋根のある場所に移動させましょう。庭植えにする場合も良く日の当たる場所を選んで植え付けましょう。
寒さには弱いので庭植えにしているものは茎は全体が黄色くなったら掘り上げます。掘り上げた球根は風通しの良い日陰で3〜4日乾燥させてからビニール袋におかくずやバーミキュライトとともに入れてさらに段ボールに入れ凍らせないように5℃から10℃くらいの場所で貯蔵します。鉢植えにしているものは地上部が枯れたら掘り上げても良いですし鉢ごと室内に移動させても良いでしょう

乾燥にも弱いですが過湿にしても球根が腐りやすくなります。土の表面が乾いていたらたっぷりと水を与えましょう。夏は特に乾きやすいので水切れに注意しますが日中に水を与えると高温で蒸れることがあるので早朝や夕方の涼しい時間帯に水を与えるようにします。秋に葉が黄色くなってきたら徐々に休眠に入ってきている証拠なので水やりの回数を減らします
植え付けるときに土にゆっくりと混ぜる粒状の肥料を混ぜ込んでおきます。追肥として液体肥料を2週間に1回与えます。花が咲いても9月まで肥料は与えましょう。そうしないと肥料が切れて花が咲いている途中なのに葉が黄色くなって普通より早く休眠に入ってしまいます。早く休眠にはいると新しい球根が充分太らない可能性があります

水はけがよく肥えた土が適しています。赤玉土(中粒)6:腐葉土4の割合で混ぜた土を使用します
秋に貯蔵した球根は春に植え付けます。新たにできた球根はV字型をしておりそれぞれの先端に芽があります。植え付ける前に球根を株元の所で切り分けて切り口を乾かしてから植え付けます。切り口を乾かしておかないとその部分から雑菌が入って球根が腐ってしまうからです
芽はひとつの球根の1個しかできないので折らないように注意して植え付けましょう。植え付ける目安は5号鉢(直径15cm)に1球が目安で芽を上にして水平に植え付けます
球根を分球して植え付けます。球根はさほど頻繁には増えないので2〜3年に1回行います。具体的な方法は上記を参照にしてください

グロリオサの球根にはコルヒチンという毒性の強い成分が含まれており、誤って口にしてしまうと中毒を起こします。
実際、ヤマイモと間違って球根を食べて食中毒を起こした例も報告されています。普通に栽培・鑑賞している分にはなんら問題ありませんが、口に入れるような間違いを起こさないよう食用作物と一緒の栽培・混植を避ける、などの配慮をしましょう。
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