ドラセナ・サンデリアーナの育て方
育て方はこのページの下
- 科名
- リュウゼツラン(キジカクシ)科
- 学名
- Dracaena sanderiana
- 用途など
- 鉢植え
- 開花期
- -----
- 大きさ
- 高さ60cm~2m
- 耐寒性
- 5℃以上
- 難易度
- ★★☆☆☆(そだてやすい)
育て方
- ・茎挿しで簡単に増やせます
- ・真夏の直射日光は避けます
- ・冬はできれば10℃以上
●ポイント
栽培カレンダー
主な作業の適期
植え替え | 5月~8月 |
---|---|
肥料 | 5月~8月 |
日常の手入れ
葉を出しながら茎が上に長く伸びていきます。基本的に枝分かれはせず、草丈が高くなるので、適当な場所で切り戻しを行います。思い切り短く切り戻しても芽が出てくるので心配ありません。切り落とした茎はそのまま茎挿しする事ができます。詳しくはふやし方の項を参照にしてください。
日当たり・置き場所
葉焼け
あまり強い光を好みません。特に真夏の直射日光下では葉やけを起こしてしまいます。ある程度の日陰には耐えることができますので一年を通してレースのカーテン越しのような柔らかい光を当てて育てます。
熱帯性の植物で暑さには強いですが、寒さには少し弱いです。15℃を切ると生育が鈍ります。5℃くらいの気温まで耐えますが、葉が黄変して枯れ落ちてしまうことがあります。8~10℃くらいあれば寒さで葉が落ちる心配はありませんが、10℃くらいあったほうが無難です。
水やりと肥料
比較的水が好き名ので春~秋は土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。冬は気温の低下とともに生育も鈍るので、さほど水を必要としません。土の表面が乾いて数日してから与えます。
肥料は初夏~秋の間に観葉植物用の置き肥などを2ヶ月に1回与えます。置き肥の代わりに2週間に1回液体肥料を与えてもかまいません。冬は肥料を与える必要はありません。
適した土
水もちと水はけの良い土が適しています。赤玉土(小粒)6:腐葉土3:川砂1の割合で混ぜた土を使用するか、市販の観葉植物の培養土を使用します。
植え替え・植え付け
鉢の中が根でいっぱいになると、根詰まりを起こして生育が衰えて落葉します。生育状況にもよりますが、2年に1回を目安に一回り大きな八に植え替えましょう。植え替えの適期は生育が旺盛な春から秋ならいつでも可能です。
ふやし方
茎を適当な長さに切って土や水にさしておくと簡単に根が出ます。適期は5月~6月です。茎は葉のある状態でも葉のない棒の状態でもかまいません。葉がたくさんある場合は下からむしってだいたい3枚くらいにします。これは葉からの水分の蒸散を抑えて発根を促すためです。葉のない棒状のものは上下がわからなくなることがよくありますので気を付けましょう。
水挿しを土に植え替える場合
水挿しで出てきた根は乾燥に対する耐久力が非常に弱く、土に植え替えると乾燥した状態に対応できずに根が上手に水を吸うことができません。その結果として土に植え替えた直後から、水をやっているのに元気なくしおれたり、枯れてしまうことがあります。徐々に環境に対応した新しい根が出てきますので、植え替え後は直射日光の当たらない明るい日陰で葉に霧吹きなどで水を与えて乾燥させないように注意しながら育てましょう。
かかりやすい病害虫
カイガラムシ ハダニ
カイガラムシは薬剤が効きにくいので、発生が少ない場合は古歯ブラシなどでこすり落とします。
ハダニは気温が高くて周りが乾燥しているときに付きやすい害虫です。葉について植物の汁を吸います。ドンドン増えてひどくなると生育が落ちる上に、葉も色がかすれて抜けたように汚くなるので、早めに薬剤を散布して駆除します。
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